男性と女性の薄毛の違い
薄毛治療
公開日:2016/10/20
男性と肩を並べて社会の第一線で活躍する女性が増えた今、男性と同じように抜け毛の悩みを抱える女性が増えていますが、その原因と症状は男女によって大きく異なります。
まず男性の場合、多くの薄毛の原因が男性ホルモンの影響による体質的なもので、生え際や頭頂部を中心に薄毛が進行。高い確率で親から子へ、孫へ、薄毛になりやすい体質が遺伝していきます。
一方、女性は言うまでもなく男性ホルモンの影響を受けにくく、薄毛になる原因の多くは、日常生活のストレスや髪の毛にダメージを与える過度なヘアケア、毛染めなどのファッション、ダイエットなどの栄養不良といった生活習慣にあります。
症状も男性とは異なり、頭頂部を中心として全体的に薄毛になるケースがほとんど。薄毛の原因や体質に合った発毛や育毛対策や生活習慣の改善によって、豊かな髪の毛を確実に取り戻すことができるわけです。また、女性の薄毛の特徴として、若年より中高年の方の方が改善しやすい傾向にあります。
■女性の薄毛対策は生活習慣の改善と頭皮ケアから
男性の薄毛は、毛が抜けて薄くなりますが、女性の場合はすべてが抜けるのではなく、髪の毛1本1本が細くなり、全体のボリュームが小さくなるのが特徴。
だからこそ、男性以上に頭皮にダメージを与える原因を取り除くことが、健康で強い髪を蘇らせる近道になるのです。
毛髪の根元には皮脂腺があり、つねに皮脂を分泌しています。女性は男性に比べて皮脂量が少ないと言われていますが、この皮脂を余分に残していると毛穴が詰まり、髪が伸びにくい環境になってしまいますので、まず頭皮を清潔にすることを心がけてください。
そして、仕事や家事、子育てを原因とする生活のストレスを解消し、バランスのとれた食べ物を規則正しい時間に食べること。
もちろん十分な睡眠やウォーキングなどの適度な運動も有効です。
女性の薄毛対策のポイントは、すぐに成果が現れなくても決してあきらめずに、発毛や育毛に良い対策や生活を習慣づけることが大切です。そうすれば、年齢に関係なく、どなたにも元の豊かな黒髪がよみがえる可能性があります。