アンチエイジングのための長期持続性ヒアルロン酸を導入
しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)
公開日:2017/01/13
ヒアルロン酸は、もともと体内にあり、肌のハリや潤いを保つ役割をしています。しかし、加齢とともに減少していくため、肌のハリを保てなくなり、肌がたるんでしまうことも、ほうれい線やシワの原因となります。
ヒアルロン酸注入の若返り術では、できてしまったシワ(溝)にそってヒアルロン酸を注入することで、凹んでしまった箇所をふっくらと持ち上げシワをなくしていきます。
深いシワが改善することで、溝に沿ってできている影も改善され若々しい印象に変わります。注入しすぎるとかえって不自然になってしまうため、医師の技量が大きく影響してきます。カウンセリング時にシワの原因や状態をしっかりと判断し、患者様の症状に合った注入箇所や注入量を決めていくことがとても重要になります。シワそのものへの注入ではなく、シワの原因となるポイントへヒアルロン酸を注入することで、お顔全体のバランスが整い若々しい印象へと改善されます。
ジュビダームビスタウルトラシリーズ(厚労省認可)、ジュビダームビスタボリューマXC(厚労省認可)、レスチレンリド(厚労省認可)、レスチレンパーレーンリド(厚労省認可)、ビタールライト、ベロテロ、クレベールといった数多くのヒアルロン酸があります。その中で特に人気があるのが、アラガン社の【ジュビダームビスタボリューマ】です。
昨年の暮れにジュビダームビスタのシリーズに新しく【ジュビダームビスタボリューマXC】が加わりました。
今までのジュビダームビスタウルトラのシリーズと【ジュビダームビスタボリューマXC】の大きな違いは、ジュビダームビスタボリューマXCは、【VYCROSS(バイクロス)】の技術で製造されていることです。VYCROSS(バイクロス)の技術で製造されたヒアルロン酸は、HYLACROSS(ハイラクロス)技術で製造されたヒアルロン酸と比較して、高分子量と低分子量のヒアルロン酸を混合して架橋しているので、架橋効率が向上しています。そのことにより、酵素分解されにくく、治療効果の持続が2年と長くなりました。
また、今までのシリーズと比較して密な網目構造となったので、水分を取り込みにくくなり、腫れにくくなったのが大きな特徴です。
その他の特徴として、弾力性と凝集性のバランスがよく、ボリュームアップに適した形成性とリフト力を維持する特性を持っています。
<ジュビダームビスタボリューマXCの5つの特徴>
(1) 長期持続性
(2) 整形性(注入後、形を整えやすい)
(3) 低吸水性(ヒアルロン酸の体内の水分を吸収することによる変形を抑えられる)
(4) ボリュームアップに適したリフト力(弾性と凝集性に優れバランスがよい)
(5) 組織親和性(表情にあわせた自然な仕上がりを実現)