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埋没法の後で腫れがひどい場合はどうしたらいい?その原因とケア方法を紹介します

目・二重整形 (二重埋没法)

解説 口コミ広場編集部

公開日:2018/10/26


埋没法は、手軽な二重手術として幅広い年代に人気のある治療方法です。ダウンタイムも少ないので、周りにバレにくいのも魅力ですね。そんな埋没法の手術の後に、ひどい腫れが起きてしまった場合にはどのような原因が考えられるのでしょうか? 腫れを早く引かせるための処置の方法とあわせて解説していきます。

1. 埋没法の腫れは本来3〜4日ほど

埋没法は、メスを使わずに医療用の糸をまぶたに埋め込んで、生まれつきの自然な二重まぶたと同じような状態を人工的に作り出す事で二重まぶたを形成する手術方法です。おおむね10〜15分ほどで手術は終了し、ダウンタイムも極めて少ない事から、出来るだけリスクの少ない方法で、コストも抑えて二重まぶたにしたいという女性に人気があります。

とは言え、まぶたに糸を通す訳ですから、まったく腫れないという事は基本的にありません。個人差はありますが、手術後の3〜4日間はまぶたがむくんでいるような腫れが出ます。

人によってはほとんど腫れが無かったというケースもありますが、もともとのまぶたの状態や手術方法によっては数週間腫れが続く事もあるので、事前のカウンセリングで医師にしっかりと説明を受けるようにしましょう。


2. 埋没法でまぶたが腫れる原因は?

手術後にまぶたが大きく腫れる原因となるのは、以下のような事が考えられます。


糸の本数や結び目の数が多い

一口に埋没法と言っても、仕上がりのイメージやまぶたにの状態よって様々な方法を使い分けて手術を行います。もともとまぶたに厚みが無く、かつ無理のない自然な二重幅を希望する場合は1本の糸で2カ所程度糸を結ぶ方法で二重を形成する手術ですむため、手術後の腫れは最小限に抑えられます。

しかし、まぶたに厚みがある場合や、幅広い二重を希望する場合は、糸の本数や結び目を増やしてしっかりと固定する必要があるため、内出血がおこる箇所が多くなる事や、結び方がキツクなって圧迫されるため、腫れが出やすいのです。

これに関しては、カウンセリングの際にしっかりと医師と話し合い、希望の仕上がりにするためにはどのような手術方法が最適で、その場合にダウンタイムがどの程度あるのかを事前に確認する事が大切です

中には腫れが極力起きないよう極細の糸を使用しているなど工夫をしているクリニックもあるので、カウンセリングの段階で腫れに対してどのような配慮をしているかも確認すべき点です。


麻酔の量が多い

手術前に打つ局部麻酔の量が多いと、手術後に腫れが起きる傾向があります。麻酔による腫れのほとんどは1日程度でおさまりますし、手術する以上麻酔を使うのは仕方がない事ですが、こうした腫れを極力抑えるために、クリニックによっては麻酔に血管収縮薬を混ぜて対策をしているところもあるようです。血管収縮薬は、麻酔の作用を増強させたり、持続時間を延ばしたりする作用があるため、より少ない量で効果を得る事が出来ます。

また、麻酔の際に注射針で血管を破ってしまうと内出血が起き、組織内に血が溜まるため腫れがひどく出てしまう事もあります。これは医師の腕にもよりますが、細い注射針を使って内出血を極力起こさないようにしているクリニックもあります。


もともとのまぶたの形状に厚みがある

同じ手術をしても、もともとまぶたに脂肪が多い人や、厚みがある人は手術後の腫れが大きく出ます。また、まぶたを持ち上げる筋肉の弱い人は、イメージしていたよりも二重の幅が広く見えるため、腫れが引いた後もまだ腫れが残っているように見える事があります。

また、まぶたが厚い人の場合は埋没法によって作った二重のラインが取れてしまう可能性も高くなるため、希望する二重のラインなどによってはメスを使って切開する切開法や、まぶたの脂肪除去の併用が進められる事があります。


手術中の緊張

埋没法手術は手術中に仕上がりの確認なども行う必要がある点から、基本的にまぶたの局所麻酔のみで、全身麻酔のように意識がなくなる麻酔は用いられません。そのため、意識があるなかで手術を受ける形となり、どうしても緊張して体に力が入りやすくなってしまいます。

手術中に強く力んでいると血圧が上がって出血量が増えるため、腫れがひどくなる事があります。また、まぶたに力が入っていると、筋肉が固くなって針がスムーズに通りにくいため、余計な時間がかかって腫れが出るというケースもあります。

腫れを抑えるためには、出来る限り体の力を抜いて手術を受けるようにしましょう。


医師の腕にも当然左右される

おそらく、腫れを含めた術後のダウンタイムに関しては、医師の腕がもっとも大きく関係します。手術の経験が浅い医師だと、まぶたを余計に引っぱったり、無駄な操作が多くなるためまぶたのダメージが大きくなるのです。経験豊富な医師なら、手術時間が短く、糸が緩すぎる・キツすぎるなどの単純なミスも無いため、仕上がりがきれいでダウンタイムもほとんどありません。

また、医師の中には腫れを起こさない事に強いこだわりを持っていて、肉眼だけでなく拡大鏡で血管をチェックして手術前にマーキングする事で内出血を避けたり、まぶたをつまむピンセットにまでこだわっている事もあります。

このように、埋没法の腫れは医師の腕やこだわりによって大きく左右されます。カウンセリングの際に医師にダウンタイムに関してよく質問する事はもちろん、ホームページなどで当日手術を担当する医師の経歴もチェックしましょう。


3. 埋没法でまぶたが腫れた時のケア方法

埋没法の後、腫れがひどく出てしまった、そしてなかなか引かないという時のケア方法をご紹介します。

まずはしっかり冷やす

手術後の腫れは、初めの3日間のケアが重要です。

この期間で重要なポイントはしっかりと冷やす事で、冷却によって血管を収縮させ、血流を抑える事で腫れを軽減させる事ができます。基本的には突き指などの際、すぐによく冷やすのと同じ原理です。

手術当日から3日目にかけて、アイスノンや氷をタオルで包んだもので軽く冷やすようにしましょう。この時、直接肌にアイスノンなどを付けるのは禁止です。冷やしすぎは回復が遅れる事もありますし、凍傷を起こす危険性があります。

もちろん、冷却シートを目に貼るのも止めましょう。冷却シートは粘着性のため、肌への負担となってしまう可能性が高くなります。

基本的に、手術後に泣いた後のようなまぶたの腫れが出ている程度なら、冷やしていれば次第におさまります。2〜3日はそれで様子を見ましょう。


寝る時は頭を高くする

朝起きた時にまぶたの腫れが悪化するのは、眠っている間に頭に血が流れるからです。そのため、手術した患部は出来るだけ心臓よりも高くすると腫れがおさえられます。普段低いまくらを使っている人も、手術後は体よりも頭が高くなるように調整すると良いでしょう。

枕の硬さについても、柔らかいと寝ている間に頭が沈みこんでしまうため、少し硬めのものを利用するようにすると良いと言えます。

ただし、枕を高くし過ぎると首が圧迫されて寝にくくなってしまうので、あくまでも無理のない範囲で高さを調節するようにしましょう。

枕の高さを調整するには、普段使っている枕の下にバスタオルを重ねるなどで行う事ができます。


体を温めすぎない

体が温まると血行が促進され、腫れが強く出ます。手術後は激しい運動やアルコール、サウナ、長時間の入浴は控えるように説明を受けると思いますが、忘れずに指示を守って下さい。腫れがひどく出ている場合は、入浴は避けてシャワーのみで済ませた方が良いでしょう。

また、シャワーを浴びる際も熱すぎる温度や強い水圧がまぶたにあたると腫れを悪化させる原因となりますので、お湯の温度をぬるめに設定し、水圧もしばらくは弱めで利用するようにしましょう。


喫煙はNG

普段喫煙している人は、手術後しばらく喫煙したほうが腫れやダウンタイムが抑えられます。タバコに含まれている成分は傷の回復に必要な血流を不足させ、しかも皮膚の感染症のリスクも3倍にまで上昇させます。

また、喫煙の習慣は麻酔の効きめにも影響するので、手術前から控えるのが理想です。クリニックでも手術後は最低でも1週間禁煙するよう指導している所もあります。


目をこすらない

基本的な事ですが、腫れがひどい場合は目をこする行為は禁止です。アイメイクやコンタクトも、手術後すぐにOKとしているクリニックもありますが、腫れがひどい・引かない場合は避けましょう。少なくとも1〜2週間は極力目元を触らない、こすらない事を心がけて下さい。

メイクで特に注意が必要なのはクレンジングで、メイクを優しくしてもクレンジングで強く目をこすったり、強いクレンジング剤を利用してしまうと肌へのダメージとなって腫れが悪化しやすくなります。埋没法の手術後は、普段よりも優しく丁寧にクレンジングを行うようにして下さい。


4. おかしいと感じたら医師に相談を

ここまで埋没法の手術後に腫れがひどい場合のケア方法をご紹介しましたが、ケアをしても腫れが引かない、痛みがある、患部に異常がある場合は自己判断せずに医師に相談しましょう。放置すると、炎症を起こしたり膿がたまったりなどのトラブルを引き起こすので、適切な処置を受ける事が早い回復のためには大切です。せっかくきれいになるのですから、手術後も快適に過ごせるよう禁止事項などはしっかり守りましょうね。

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