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【ニキビ 美肌】 ダーマペンで色素沈着は起きてしまいますか? 【ドクター相談室】

ニキビ・ニキビ跡の治療 (その他(ニキビ治療))

解説 口コミ広場編集部
監修 三宅真紀 医師

公開日:2021/02/03


当サイトのドクター相談室に寄せられた実際の質問について、医師に動画で解説していただくシリーズ。今回はニキビ・ニキビ跡のダーマペンによる色素沈着にお悩みの方についてです。
今回は、表参道美容皮膚科 原宿本院の三宅先生にお話を伺いました。ダーマペン治療をご検討の方の参考になれば嬉しいです。

監修 三宅真紀

表参道美容皮膚科原宿本院 医師

2005年 関西医科大学医学部卒業 同年 都内総合病院勤務(内科、皮膚科)
2007年 シロノクリニック入職 シロノクリニック横浜院院長を務めた。
2015年 表参道美容皮膚科勤務。

所属学会・資格:日本抗加齢医学会専門医、日本レーザー医学会認定医、日本医師会認定産業医、日本美容皮膚科学会ほか、所属。
その他:サーマクール認定医



【動画】ダーマペンで色素沈着は起きるのか

当サイトの「ドクター相談室」は、美容医療に関するユーザー様の疑問に様々な医師が答えてくれるサービスです。

そちらに寄せられた実際のユーザー様からのご質問を元に、関連するありがちな疑問についてもお話を伺いました。


今回は、シミ・肝斑のレーザー治療について、実際のユーザー様からの疑問をきっかけに、より深く知るために表参道美容皮膚科 原宿本院の三宅先生にインタビューしてきました!

ぜひご覧ください。

ユーザーからの質問

ダーマペンをして、5日経ちますが、右頬、鼻の赤みが残っており、こめかみ、おでこは、黒ずんでいます。治るかが心配です。


実際の質問はこちら

代表的な症状や治療法について

日数前にダーマペンを受けその後の赤みと黒ずみが気になるということでが、ダーマペンという施術は施術後約1週間から10日程小さなとサブたになるので黒ずみが残るのは通常の状態です。

赤みに関しても個人差がありますが通常でも2、3日程度は赤みが残るのは通常の状態ですので、しばらくお持ちになるというのがちょうどいいのではないかと思います。

ダーマペンとは

ダーマペンは先端に細い針がついているタイプの治療器を使ってその針で皮膚に小さな穴を開けることによって皮膚の創傷治癒力といい傷を治す力を利用することで皮膚のコラーゲンを作り、シワやたるみ、毛穴、ニキビ跡、傷跡など治療するための治療です。

ダーマペンのメリット・デメリット

ダーマペンのメリットといたしましては通常の治療であれば難しかった毛穴やニキビ跡のクレーターなどと傷跡のはんこ痕の治療ができることが大きなメリットです。

フラクショナルレーザーなどのレーザー治療器もニキビ跡や毛穴の治療としてとても有名な治療ではありますが熱を加えることにより色素沈着の茶色みなどの副作用がすごく出やすいというデメリットがありましたが、ダーマペンはそこがカバーされているとかが大きなメリットではないのかと思います。

デメリットに関しましては1回の治療で完全に良くなるというものではなく複数回回数がかかってくること副作用といたしまして赤みがしばらく出たり、黒ずみが残ったり、皮むけが起こるなどの副作用があるところがデメリットの一つではないかと思います。

ダーマペンの痛みに関してですが、小さな針で皮膚を刺さしていくタイプ治療ですのでやはりチクチクという痛みはあります。

ただし、ほとんどの患者様は麻酔をしての施術になります。

麻酔と言いましても麻酔自体は全く痛みなく、塗る麻酔になっておりますので、塗った状態で30分程度待っていただき、その後治療ることでダーマペンの痛みはほとんどの方が全く感じないとおっしゃられます。

ダーマペンの価格帯

ダーマペンの価格につきましては、美容の治療となりまして自費の診療になるので、クリニックによって治療の料金は様々な設定になっていますので開きがとてもあります。

ダーマペンは他の治療と組み合わせることができる治療器ですので、例えば、ヒアルロン酸を一緒に入れたり、ボトックスを一緒に入れたり、ピーリングを一緒にしたりなどのオプションによっても料金が

変わってまいりますのでやはりそれぞれのクリニック様のホームページなどでお調いただくのがいいと思います。

ダーマペンを行うのに最もよい頻度

ダーマペンを受ける頻度に関しましては、傷が治るのに1週間程度はかかりますので通常1カ月ぐらいを空けて受けていただく方がいいと思います。

だいたい1ヶ月に1回程度の治療最低でも5回できれば10回程度をやっていただくことで変化がわかりやすいと思います。


ダーマペン後のダウンタイム

ダーマペンのダウンタイムに関しましては個人差はございますがほとんどの方がまず赤みが一番最初に出ます。

赤みはだいたい2、3日ぐらいで引く方が多いですけれども赤みが出やすい体質の方は一週間程度続くこともございます。

あと小さな穴を開けることによる小さなカサブタができます。

黒く点々となった状態に見えるのですが、これもほとんどの方ができます。

こちらも個人差はございますが通常は1週間から10日ほどで綺麗になる場合がほとんどです。

その際に皮むけが起こる方もほとんどです。

皮剥けもほとんどの場合は1週間ぐらいで落ち着きます。

皮剥けが起こっている間は凄く乾燥した状態ですので、翌日からお化粧はしていただいて大丈夫なんですが、すごくお化粧はノリにくい状態とはなりますので、気をつけて頂ければと思います。


ダーマペン後の自宅ケア

ダーマペン後の自宅でのケアに関しましては、とにかく保湿をするようにとおすすめしています。

特に薬などは使う必要はないんですけれども、もし痛みが長く続くようだったり赤みが強いようであれば炎症止めの軟膏を一緒にお出している場合が多いので、そちらを使いになられるいいと思います。


ダーマペンを受ける方の男女・年齢比

ダーマペンを受ける患者様男女の年齢比に関しましては当院では9割くらい方が女性になっております。

1 割程度男性の方もいらっしゃいます。

年齢に関しましては最も多いのは30代から50代の女性が最も多いと思います。

続いて、20代のニキビ跡のクレーターを気にして治療される方や毛穴の治療にされる方も多くいらっしゃいます。


市販のダーマペンとクリニックのダーマペンの違い

当院で使っているダーマペンに関しましては髪の毛よりも細い針となっておりますので、その分痛みはすごく楽です。

痛みも楽ですその後の赤みやダウンタイムもかなり楽になっています。

あとは大きな違いといたしました速度の違いというのも上げられます。

市販のダーマペンに対して、速度がとても速いので、患者様もとても楽に治療できますし医療者が直接顔を見ながら、状態を見ながら施術いたしますのでどの程度が最も治療効果が出るのに適しているかを見ながらできるのも1つのメリットだと思います。


ダーマペンⅣとダーマペンⅢの違い

ダーマペンⅣは当院でも導入しておりますが、ダーマペンの中で最新の治療器でございます。

ダーマペンⅢの違いといたしまして、まず一つ目は針数が12本から16本に増えたことです。

速度もとても早くなっていて、それにより1秒間1920回刺す事ができるようになりました。

ダーマペンⅢに比べて50%刺す回数は増えておりますので、その分時間が短縮されることにより患者様の痛みの軽減なども図られとても楽になっています。

またバイブレーション機能が新しく搭載されまして、それによってかなり痛みが楽になっていると言う

メリットはございます。

もう一つダーマペンⅣが変わったところといたしましては、深さが浅い深さと深い深さ一つずつ増えたところが大きなが特徴かと思います。

浅いスカさが増えたことで、目周りなどのデリケートな部分など対応することができました。

深い深さがさが増えたことにより、よりニキビ跡やはんこ痕などの治療も効果的に行うことができるようになりました。

また深度の調整も0.1mm 位でうまくできるようになったと言うのがダーマペンⅣの大きな特徴です。

終わりに

疑問の解消はできましたか。

お悩みの方は気軽にご相談ください。


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