鼻翼縮小でできた傷跡を治す方法
鼻の整形 (小鼻縮小術)
公開日:2023/09/08
内側法で切開した場合は傷跡がほとんど目立ちませんが、外側法で切開した場合は小鼻の外側に傷跡ができます。
メスを使った手術後に傷跡を完全に見えなくすることは非常に難しいこと。
しかし、切開する位置や切開方法、組織の採り方など施術方法によって傷跡を目立たせないことは可能です。
切開後の傷跡を目立たせたくない方は、経験豊富な医師に依頼しましょう。
傷跡を目立たせない手術が得意な医師に相談することで綺麗な仕上がりが期待できます。
<傷が目立つ際の治療方法>
鼻翼縮小では、切開や縫合の仕方によっては傷跡が目立ってしまうことも。
せっかく綺麗な小鼻を手に入れても、傷跡が目立てば新たなコンプレックスとなってしまいます。
傷跡を完全になくすことはできませんが、傷跡修正を行うことで目立たなくすることは可能です。
◇傷跡修正の種類
・レーザー
・ダーマペン
・手術
・注射
それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
◆レーザー治療
鼻翼縮小でできた凹凸には、フラクショナルCO2レーザーが使われます。
炭酸ガスの熱エネルギーを使って、傷跡の表面に穴を開けていく治療法です。
直径約0.12mmの穴を無数に開けることで、自然治癒能力が活性化されます。
肌の傷を修復しようとする力によって皮膚の表面が再生されていくのです。
また、レーザーで開けた穴にグロスファクター(成長因子)や幹細胞培養上清液(エクソソーム)を浸透させて皮膚の再生を促す治療法もあります。
傷跡を完全に消すことはできませんが、目立たない程度には修正可能です。
◆ダーマペン
ダーマペンもレーザー治療と同じく肌に無数の穴を開けていく治療法。
針を使って穴を開ける点がレーザー治療とは異なります。
当院では先端に針が16本ついたダーマペン4を使い「マイクロニードリング療法」を行います。
皮膚に開けられた無数の穴が回復しようとする力で皮膚の再生が促されます。
肌の凹凸や傷跡が気になる方におすすめの治療法です。
◆外科的修正
傷跡を外科的施術で修正する場合もあります。
目立っている傷跡を切り取って、再度縫合する方法です。
「新しい傷跡ができるだけでは?」
と思ってしまいますよね。
しかし、「真皮縫合」という形成外科の技術を使用することで、目立ちにくい修復が可能となりました。
ほかにも、盛り上がった部分をメスで削って平らにする、という方法もあります。
傷跡の状態によって採用する術式が異なるので、まずはカウンセリングにお越しください。
◆注射
傷跡がケロイド上に盛り上がっている場合は、ケナコルト注射による修復が有効です。
凹凸を平らにするだけではなく、赤みを和らげることもできます。
月に1回の頻度で合計3~5回ほど行います。