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婦人科形成のここがポイント! ~手術範囲の選び方~

婦人科形成

解説 あいち栄クリニック

公開日:2018/05/23


婦人科形成は美容医療の中でも最もデリケートなジャンルの一つに入ります。
部位的なデリケートさもさることながら、「何が正常で何がおかしいか」がお客様ご自身もはっきりしない場合が多いことが起因しています。
(他人の外陰部なんて女性同士であればなおさら見ることは少ないでしょうからね。)

どんな形状であれ概ね「正常」であることは間違いないですが、美しく仕上げる為には「どの部位を治療するか」がポイントとなってきます。今回は基本的な範囲であります「小陰唇」「包皮」「副皮」にフォーカスしてお話したいと思います。

【小陰唇】
いわゆる「割れ目」の横についているヒダです。
ほぼ10割のお客様がこちらの部位を気にされていらっしゃいますね。
・単純に大きい
・左右差がある
・下着や椅子、自転車のサドルで挟んでしまう
・ヒダの付け根に悪臭のある垢が溜まってしまう
などが多くの切除理由でしょう。立っていただき足を閉じたときに正面から見て丁度はみ出さないくらいであれば問題ないことがほとんどです。
しっかり切除すると「ツッパリ感」や粘膜が外側にめくれ「ひりひり感」が出る場合があります。

【包皮】
クリトリスを覆っている皮膚です。あまり気にされる方は少ないですが男性でいう『包茎』と同じ状態だと考えていただければ結構です。
男性と違い機能的に問題があることは少ないですが
・悪臭のある垢が溜まる
という理由で切除されるかたが多いです。また、
・小陰唇と繋がっていて、明確な区別ができない
場合は切除範囲に加えます。

加えて
・感度がよくなるため、性生活の充実
を目的に切除される場合もあります。外観だけでなくQOLも考えた上で切除もありますね。
どちらにせよ先ほど書きましたように男性でいうペニスに相当する場所ですので、皮ふ切除しクリトリスが露出すると擦れて「ヒリヒリ感」が出る場合があります。
「性行為時の勃起により露出する程度」に調整して切除するのが良いでしょう。

【副皮】
前2者は割と有名ではありますが、副皮に関しては認知度が一気に落ちます。
小陰唇の前方・包皮の側方・・・ちょうどイカのエンペラのような皮膚の余剰です。
今までの経験から言うと存在している方は半々・・・といったところでしょうか。

多くの場合小陰唇と複雑に結合しており、副皮を切除しないで小陰唇だけを切除された場合、本当にイカのエンペラ状の仕上がりになってしまいます。
やはりこちらも悪臭のある垢が溜まりやすい場所でもあるので、副皮がある場合は小陰唇とセットでの切除をおススメします。

以上まとめると
・小陰唇が基本施術
・包皮はどちらでもよいが、小陰唇と連続している場合は切除
・副皮がある場合は切除
となります。あとは何度も出ていますが臭いや垢、性生活の充実など機能面だけでなくQOLの改善といった意味でも術式を選ばれるとよろしいかと思います。

いかがでしたか?
実際のカウンセリングでは症例写真やご自身の外陰部をお写真で一緒に見ながら、最適な切除範囲をご提案させていただいております。

異性だからこそ提案できる美しさがあります。

婦人科形成でお悩みの方は是非あいち栄クリニックにご相談ください。

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