毛穴の開きを治したいです
眉間、鼻、頬にある無数の毛穴が開いています。特に鼻が酷く、ファンデーションで隠せない状態です(ファンデーションをしても穴が空きます)。また色素沈着しているようにも思います。
顔は皮脂が多く、にきびもあります。
町の皮膚科を受診したところ、にきびは治せるが毛穴はここでは治せないと言われました。ですが、なんとしてでも毛穴を治したいです。ただ、レーザーとピーリングは避けたいです。
長年悩んでいて、毛穴用スキンケアなどいろいろ試しましたが効果がありませんでした。助けて下さい、お願いします。
2 名のドクターが回答
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2件の回答があります
1件目の回答
（2015-04-02）
「美容外科・美容皮膚科 青い鳥」院長の坂田です。
毛穴の開きは第2次性徴が始まって皮脂腺の分泌が亢進すると
目立つようになります。
大変多くの方を悩ませる皮膚症状です。
毛穴についての学術的な研究によれば、
開いて見えるのは毛穴を取り囲む角質がすり鉢状に凹んでいるためで、
その部分では角化の異常が起こっています。
そしてそれを引き起こしているのは皮脂に含まれる不飽和脂肪酸です。
したがって、毛穴の治療方針としては
1 皮脂の分泌抑制
2 不飽和脂肪酸の働きを抑制
3 異常角質の除去（ピーリング）
が考えられます。
みかん様は、「レーザーとピーリングは避けたい」というご希望ですので、
外用薬（塗り薬）のみでの治療をお望みと判断いたします。
その場合は
トレチノイン療法(上記1、3のため)
グリシルグリシン外用(上記2のため)
をおすすめします。
注意点としては、
トレチノイン療法はそれぞれのクリニックで製品に違いはありますが、
若年女性では避妊を求められることがほとんどだと思います。
これはトレチノインの副作用として催奇形性があるからです。
（ほんとうは内服で問題になることで外用では問題ないとされていますが、
念のため指導されます）
またグリシルグリシンは資生堂が美容皮膚科向けに展開している
NAVISIONというシリーズでGGエッセンスとして販売されています。
お役に立てたなら幸いです。
2件目の回答
（2015-04-03）
毛穴の開きを治すには、レーザーやピーリングが一般的ですが、マイクロニードリングという治療やレチノールトリートメントという治療もあります。
マイクロニードリングとは、皮膚の表面に小さい針で傷をつけることで皮膚を修復させます。それにより毛穴の開きを治していく治療方法です。同時に、皮膚をより成長促進させることに有効な成長因子を塗布浸透させることで効果をさらに高めることができます。毛穴の程度によりますが1ヶ月に１回くらいの通院で数回の治療をされる方が一般的です。
また、レチノールトリートメントは、ピーリングとは異なるアプローチで肌の再生をはかることにより毛穴の開きの治療にも効果がある方法です。アメリカでは広く行われている毛穴治療です。このような方法もご検討されるのもよろしいかと思います。
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