口コミ広場編集部
当サイトの「ドクター相談室」は、美容医療に関するユーザー様の疑問に様々な医師が答えてくれるサービスです。
そちらに寄せられた実際のユーザー様からのご質問を元に、関連するありがちな疑問についてもお話を伺いました。
今回は、シミやそばかすに効果的なライムライトについて、色素沈着リスクと対処法などについて、宇井千穂先生に詳しく教えていただきました。
(編集部)
シミが気になりライムライトを受けていました。徐々に出力が強くなり、最後に受けた施術後色素沈着が起きてしまいました。7〜8ヶ月ほど経っても治らないため、低出力でライムライトを当てようと思っているのですが、これは危険でしょうか。
ご回答よろしくお願い致します。
すべての医療レーザーにおいて、施術後に色素沈着が出来てしまう場合があります。
今回のご相談は、ライムライトの施術後の色素沈着ということなんですけれども、こちらも例に漏れず、色素沈着が起きる場合があるというリスクがあります。
レーザーの出力が高いことが、お肌の治療に全て良いというわけではないんです。やはりその患者さんに合った出力ですることがとても重要です。
あとは、ライムライトによって出来てしまった色素沈着に再びライムライトを当てたからといって、その施術後の沈着が落ち着くというような作用はライムライトにはないので、この場合はお薬やレーザーを変えるなどの対応が必要だと思います。
ライムライトは医療レーザー機器の一つです。
日本人の医師が開発を手がけた機器という特徴があります。日本人の医師が開発に携わっていることが良い点として、日本人をモデルにしたということが挙げられます。
やはり日本人の肌は、欧米人のお肌とちょっと違う点がございます。一番わかりやすい点としてはお肌の色白さ、それから乾燥しやすい、そして質感なども欧米人と日本人やはちょっとずつ違っているんですよね。
なので、日本人をモデルにして開発されたライムライトは日本人のそばかすやシミに優れた機械だと思います。
ライムライトは特にそばかすやシミに優れた威力を発揮します。
ただその他にも質感を整えたりとか、お肌のごわつきなどを改善する点にも優れていると思います。患者さんにもよるんですけれども、3回から5回ほど繰り返していただいて、1回1回の間隔は4週間くらい空けて通うといいと思います。
おすすめの症状が2つございます。
ひとつは色調のトラブルと、もう一つは質感のトラブルです。
色調のトラブルとは、そばかすやシミなどです。質感のトラブルとしましては、ごわつきの改善やハリ、ツヤなどの効果があります。
ライムライトのリスクとしては、照射後に少し火照った感じがすると思います。その火照った感じに合わせてちょっと赤みが出たりとか、ひきつり感などが患者さんによっては出る事もございます。
その後、1〜2日後にはちょっと茶色いものがポツポツと出始めます。その茶色いものがライムライトの効果で、その茶色いのが自然と剥がれ落ちることによって、シミやそばかすが消えるので、全て剥がれ落ちるまでの1週間ぐらいは茶色いものが目立つかもしれません
ライムライトの特徴としてはターンオーバーでシミを出すということが挙げられます。なので外に出るときにちょっとシミが濃くなってきたとか黒くなってきたように感じる方は多いと思います。
レーザーですので、照射をするとかさぶたになることもございます。
それは普通にしていれば1週間か10日ぐらいでポロポロと取れてくるんですが、そんなときに自分で触ってしまったり、爪でひっかいてしまって傷をつけてしまうと、かさぶた
の跡が結構治りづらいこともあるんですね。
なのでその照射後1週間から10日ぐらいは、お肌の調子に合わせてあまり触らないようにしていただければと思います。
ただ、レーザーのかさぶたの跡が消えないということはあまりなくて、数ヶ月または半年ぐらい様子を見ていただければ徐々に消えますし、そのようなかさぶたになった後には、とてもきれいになったりするんです。
なので数ヶ月後ぐらい楽しみにして待っていただくことがいいと思います。
術後のケアなんですけれども、皮膚が1枚剥がれると、シミが1枚とれるということですので、その下は赤ちゃんの皮膚(作られたばかりの皮膚)になっています。赤ちゃんのお肌はデリケートですので、ケアはとても大切だと考えています。
例えば紫外線をカットするためにUV系の化粧品を使うとか、後は保湿剤はいつもよりたっぷり使うようにしてみてください。
クリニックにもよりますが、単体で2万〜3万、セットで4万〜5万円くらいという感じでしょうかね。
ただのライムライトだけではなく、ピーリングやイオン導入などのセットで通う方が多いと思いので、そのようなセットですと4〜5万円くらいになります。
お肌のケアというのは時代によって様々変化しています。
ただ今の主流としましては、お肌はあまり触らず肌を育てるというケアが中心になっております。
例えばシミやそばかすであっても保湿剤はきちんと。もうそれは基本でございます。
あとはUVケアをして、できるだけ紫外線を カットするというのが大事です。
その他、くすみや肝斑などのようなシミであっても、それは触らないということでだいぶ回避ができます。なので触らないできちんとお肌を育てていくというのが日常のケアで大切だと考えております。
疑問の解消はできましたか。
お悩みの方は気軽にご相談ください。
お肌のケアというのは時代によって様々変化しています。
ただ今の主流としましては、お肌はあまり触らず肌を育てるというケアが中心になっております。
例えばシミやそばかすであっても保湿剤はきちんと。もうそれは基本でございます。
あとはUVケアをして、できるだけ紫外線を カットするというのが大事です。
その他、くすみや肝斑などのようなシミであっても、それは触らないということでだいぶ回避ができます。なので触らないできちんとお肌を育てていくというのが日常のケアで大切だと考えております。
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口コミ広場編集部
宇井千穂 医師
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