ヒアルロン酸注射、溶ける糸リフト後のハイフ照射
HIFU・照射系リフトアップ治療 その他(シワ・たるみ治療)
3ヶ月前に溶ける糸リフトをフェイスラインに左右3本ずつ、1ヶ月前にほうれい線にヒアルロン酸注射をしました。
ハイフ全顔照射したいのですが、糸やヒアルロン酸が溶ける以外に変質(固まるとか流れるとか?)等は起こりうるのでしょうか?
1 名のドクターが回答
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(2022-05-16)
医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。2005年の日本美容外科学会の会場にて、孫弟子である私に隣に座っていた恩師(日本一有名な美容外科医です)が「非吸収リフト糸挿入を或る患者さん(糸の挿入は未申告)にレーザーを照射したら、顔面が引き攣れて治らないけど、どうやったら治るのか判る?」と質問されたことがありました。当時はあまり前例が無いので、私も治療法が即答できませんでしたが、現在はその治療法も当院では確立しています(詳しくは、この「美容医療の口コミ広場」→美容外科(美容整形)MENU→「その他の美容整形」で類似症例を発表していますので、御参考になさって下さい)。
この種の問題の本質は、「最先端の治療法同士を組合せると、どんな美容外科医でもその組合せで起こる合併症の予測が困難である」ということです。しかし、温故知新で類推し、原理原則から考えると以下のメカニズムとリスクが容易に想定されます。
吸収糸挿入
→ 糸周辺にコラーゲン(蛋白質)チューブが形成
→ レーザー照射またはHIFUによるタンパク質の熱変性または糸素材の変性
→ 引き攣れや凸凹、表情筋群の抑制などの合併症を発症
少なくとも吸収糸が吸収されるのに約1年、同時進行でコラーゲン寿命が尽きるのに1年前後、少なくとも計1.5~2年程度は止めておいたほうがいいでしょう。
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