レーザートーニングとピーリングをする場合の治療間隔について
肝斑、くすみ、毛穴の開きがあり、内服とレーザートーニング、外用薬での治療中です。
短期集中したい性格のため、ピーリングを追加したいと考えているのですが、素人のため組み合わせが現実的に可能なものか、するならばその間隔などご教示いただけると助かります。
主治医に相談すべきことですが、事情がありこちらに相談させて頂きました。
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(2017-10-17)
こんにちは、銀座スキンクリニックの坪内です。
くすみ、毛穴の開きは、ある程度集中的にピーリング(ケミカルピーリングのことですよね?)を追加してもいいと思います。
肝斑に関しては、状態によりけりです。
肝斑は通常のエイジングと違い、炎症による慢性疾患、という病態があるからです。摩擦や紫外線による活性酸素、ホルモンの変化、あるいはストレスなどで炎症が悪化すると、肝斑の色や範囲は悪化します。
肝斑のゴールは、いかにその炎症をコントロールするかです。
レーザートーニングは、溜まってしまったメラニンを取って色を薄くする手段であり、肝斑を根治的に再発を防ぐ手段ではない、と考えていただいたほうがいいです。
したがって、やり過ぎるとレーザーの熱や衝撃による炎症により悪化する可能性もあります。
レーザーによりすでに炎症が悪化している可能性の時にケミカルピーリングを加えると、それによりさらに炎症が悪化する=肝斑が悪化する可能性があります。
もし短期間でよくしたいのなら、加えるべきは炎症を抑える薬剤による治療です。たとえば、エレクトロポレーションによる、トラネキサム酸や抗酸化作用のある薬剤、美白製剤の皮膚への導入です。(通常の設定のエレクトロポレーションは、ほとんど皮膚に炎症は起こしません。)
もし慢性のストレスや紫外線を浴びた直後の悪化であれば高濃度ビタミンC点滴も有効かもしれません。
主治医の先生とよくお話ししてみてくださいね。
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