アクアフィリングの吸収・移動？ついて

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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豊胸手術歴20年のClinic Nine Fieldsの九野です。miiさんのコメントからだけで判断するとしたなら、今回の事象の原因やメカニズムは、以下の可能性を強く疑います。

曰く、「注入され右バスト内に留まっていたアクアフィリングが単包性（または多房性）の被膜に覆われていて嚢胞化し、5～6年経過した後に（寝返り等の物理的加力等によって）嚢胞が穿破し、内容物が右わき腹に移動した」です。

穿破・漏出した行先が右わき腹の皮下組織のみなら良いのですが、場合によっては肋間を貫いて胸腔内に穿破することも考えられます。右バストの喪失ボリュームと右わき腹の「腫れ」のボリュームに明らかな差があるか、圧痛が持続するか呼吸上の問題があるとしたら一度レントゲン検査等をお受けになられる方がよいでしょう。

上記の健康被害が無かったとして、今度は右側だけ「パカパカ」になったボリュームをヒアルロン酸で補充することにも注意しなければならないポイントがございます。

右バスト内で穿破した経緯があるのなら、今後新たに注入されるヒアルロン酸も、同じ経路を辿って再穿破・漏出する可能性が比較的高いということです。多少、時間を空けたとしても所謂「穿破クセ」がついてしまっては、どんな名医でもエコー検査しながら注入したとしても、完全に防ぐことは困難でしょう。

先ず、右わき腹内に移動したアクアフィリングを（メスを用いずに）除去することをお勧めします。次に、上記の流出経路を特定して、特殊な注入技術と特別な術後処置を計画的に行って、バストの形状を復元させます。

尚、当院ならヒアルロン酸等、身体に有害なFillerを用いずに一生長続きする脂肪幹細胞で形成しています。御参考になれば幸いですが、当院では独自の方法でバストのあらゆる問題を解決する専門技術を数多く保有し、どこよりも徹底してオーダーメイドの手術を日々行っています。検索のアドレス欄にコピーペーストすればご覧になれます。

https://clinic-nine-fields.com/column/category/body/bust/

九野広夫先生のアクアフィリング豊胸の症例 （アフター）

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