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美容医療コラム

シミ取り・肝斑・毛穴治療のコラム一覧

【シミ】どうしてシミは取れるのか?

シミ取り・肝斑・毛穴治療

レーザーでシミを取ることができる原理は、選択的光熱融解理論という少々堅苦しい物理理論に基づいて考えられました。 その理論とは、”レーザー光の照射時間はターゲット内で発生した熱エネルギーがターゲットを破壊する時間(照射時間)が、周囲組織に移行する時間(熱緩和時間)よりも短いことが要求される”というものです。 きわめて短い時間でレーザーを照射すれば、目的とするターゲット、つまりシミだけを破壊して、周囲の組織を傷つけることがないということです。 さらに、この理論のもうひとつ大切な要素は、”治療のターゲットは主に、ヘモグロビン、メラニン、水であり、各々のターゲットのみに選択的に熱エネルギーを与え破壊するレーザーを選択し、照射する必要がある”というものです。 たとえばシミ治療にはルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーが、黒色に吸収されやすい波長なので、他の組織に熱エネルギーが吸収されにくく、シミだけを選択的に破壊されることで治療に使われます。 実際にレーザー治療する際にも、医師はこの理論に基づいて適切な照射機種の選択し、照射条件を変更することで、副作用を少なく、シミを効率的に取るかを考えて治療を行っています。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

【肝斑】女性ホルモンと肝斑

シミ取り・肝斑・毛穴治療

肝斑の原因のひとつとして女性ホルモンが考えられています。それは、肝斑が生理周期に伴って濃くなったり薄くなったりするからと、また、閉経すると肝斑が薄くなることがあるからです。 しかし、以前と違って肝斑の認知度が上がってきて、美容皮膚科のみならず一般皮膚科でも肝斑と診断される方が増えてきますと、生理周期によって濃くなる肝斑は意外に少ないことがわかってきました。また、閉経後も消えない肝斑の方も多くおられます。 ある先生の調査では、ホルモンに影響される肝斑は20%程度ではないかと言われています。ですから、肝斑の治療として仮にホルモン治療をするとしても、その効果が出る人は5人に1人程度となります。 もう年だから閉経すれば肝斑がなくなると思っていても、半数以上の人で、閉経後も肝斑が残る可能性もあります。 肝斑は炎症疾患だと私自身は考えています。トランサミンの内服が肝斑に一番良く効くことを考えると、トラネキサム酸の抗炎症作用が肝斑を抑制していると考えられます。 また、当院では行っていませんが、レーザートーニングをすることで肝斑が早く良くなるのも、Yagレーザーはレーザーとしては珍しく、炎症を抑える効果があるからだと思います。 肝斑は、ほとんど女性にしか現れないないので、ホルモンとの強い関係性が今までも示唆されていましたが、実際にホルモンの影響を受ける肝斑は、意外と少ないのです。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

【肝斑】トランサミン内服

シミ取り・肝斑・毛穴治療

肝斑の治療で最も有効な治療法は、トランサミン内服であることは、どの先生方も認めるところだと思います。このトランサミンのお薬としての一般名はトラネキサム酸です。歯磨きなどにも使われ、内服としてトランシーノとしても販売されています。 市販のトランシーノは、250mg錠3錠で1日750mgですが、トランサミンを肝斑の治療として使う場合、1日500mg以下では効果がないといわれていますので、当院では500mg錠3錠で1日1500mgを内服していただいてます。 トランサミンは、われわれ外科医が手術後の再出血予防のために飲んでいただくお薬ですので、肝斑の治療として処方してもらって、薬局でお薬を受け取るときに止血剤として説明されるので、驚かれる患者さんがおられます。 トランサミンは薬理学的に線溶系亢進阻害剤です。難しい表現ですが、出血を止めるためにできた血栓を溶かす反応を遅らせる効果があります。手術で皮膚や筋肉を切る際に血管が切られて、その部分の出血が止まるためには血栓が構成されます。トランサミンはこのいったんできた血栓が再び溶けないようにして働く止血剤です。 ですから理論的には血栓ができなければ、トランサミンは止血剤としては働きません。そう意味では一般の方がトランサミンを常用しても、血栓ができやすくなるリスクは低いと考えられます。しかし、以前に血栓ができるような疾患をされた方、たとえば脳梗塞、肺梗塞、心筋梗塞などの既往のある人は、トランサミン内服を避けていただく方が安心です。 また、ピルを内服中の人は血栓の副作用があるといわれていますので、私もそのことが心配で、ピルとトランサミンの併用に関して、産婦人科の先生に聞いてみたことがあります。産婦人科の先生は、ピル内服による血栓の副作用が起こる可能性は5万人に一人で、それも喫煙者に多く、非喫煙者の場合は血栓の副作用リスクはさらに低くなるそうで、実質的なリスクはないだろうとのお返事でした。 それでも、念のために当院ではピルを常用されている人には、トランサミン内服は避けていただいております。 どのようなお薬でも副作用があります。しかし、しっかりその働き方を正確に理解して知って使うことで、その効果が安全に有効に発揮されると思います。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

【肝斑】新メニュー

シミ取り・肝斑・毛穴治療

肝斑は30代後半から、両頬に逆三角形に左右対称性に出てくる特徴的なシミです。女性に多く、原因は慢性炎症ではないかと考えられています。ホルモンによる影響も考えられていますが、ホルモンので濃くなる肝斑は実際に2-3割だそうです。 肝斑の治療は大変難しく、レーザーや光治療で濃くなることがあります。例外的にQスイッチヤグレーザーを使ったレーザートーニングは肝斑に使うことができますが、逆に濃くなってしまったりと慎重な対応が必要です。 当院では、肝斑が逆に濃くなるリスクを避けて、より効果的に早く肝斑を薄くする方法を新に始めました。普段から直接多くの患者さまの肌に触れ女性の肌質を熟知した当院のスタッフとともに考案したメニューです。 ケミカルピーリングで余分な角質を除去し、薬液が浸透しやすい状況になった状態で、トランサミン導入を行います。トランサミンはトラネキサム酸で、内服で肝斑に有効です。以前はトランサミンを皮膚表面から導入することはできなかったのですが、クリニック用にトランサミン導入液が開発されて処置可能となりました。 さらに、この処置にホームケア用として当院オリジナルのハイドロキノン+トレチノイン酸軟膏をお付けして、自宅で使っていただきます。別に購入していただくと4,200円する軟膏を無料でお渡しします。処置の3日後から夜一回塗っていただきます。 当院のハイドロキノン+トレチノイン酸軟膏は、一般に普及しているゲル基剤ではなく軟膏基剤ですので、極端に赤くなることはありません。それでも市販のシミ軟膏よりは遥かに効果が良い分、少し赤くなったり角質がめくれたりと、少し副作用があります。 この処置を3-4週間ごとに受けていただき、内服のトランサミンを併用していただきます。レーザートーニングにしても、当院のこのピーリング+トランサミン投入しにても、肝斑をより早く薄くする効果がありますが、やはり最も肝斑に効果があるのがトランサミンの内服ですので、併用していただいております。トランサミン内服に関しては、また別に説明させていただきます。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

[シミ]の種類~あなたのシミはどのタイプ?~

シミ取り・肝斑・毛穴治療

~シミの種類 最適な治療はシミの種類で決まります~ しみの種類についてですが、患者様ご自身では、見分けがつきにくいのが現状です。 しみを無くしたいとお考えの方は、専門医師とよくご相談の上、治療されることをお勧めします。代表的なしみの種類は、下記のようになります。 ■老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん) 長い間、紫外線を浴び続ける事によって生じる老化現象によって現れてくる、しみです。若い頃から、日焼けした人ほど出来やすく、早い人では10代から現れてきます。 特に30代後半から、40代以降に多く見られるようで、しみの境目が、はっきりしていて、色合いも均一で濃いのが一般的です。 ■雀卵斑(じゃくらんはん) 通称「そばかす」と言われる、しみで小さな斑点が、鼻を中心に分布します。多くは遺伝的なことが要因で、家族内での発生が多くあります。 両親のどちらかにある人は、10才頃から出来てくる事が多いようです。 ■炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく) 年令に関係なく、化粧のかぶれ、やけど、にきびなど、皮膚に炎症を起こした時にできる、しみです。長時間、日光にあたり炎症を起こした状態だと、さらに濃く沈殿するので注意してください。 ■真皮メラノサイーシス 額の両端や頬にできる灰褐色~茶褐色の色素斑です。皮膚の浅い部分の表皮基底層と、深い部分である真皮の両方にメラニン色素がありしみをつくります。 ■肝斑(かんぱん) ほほや鼻の下、額に左右対称にできる、少しぼやけたような、しみのことです。 30~40才代の女性に一番多くみられる、しみで妊娠によるホルモンバランスが、 関係しているといわれ、更年期、婦人科の病気にかかった時も、出来やすいと言われています。 ■脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう) 俗に「年寄りイボ」とも言われる、しみで老人性色素斑から、症状が進行して出来てきます。最初は丸みがかった状態から、イボ状に、徐々に盛り上がってきます。 ■摩擦黒皮症(まさつこくひしょう) 顔以外の部分に出来ることが多く、非常に強い刺激を、常時続けていると、現れてくる事があります。深い、しみとなり治療してもなかなか消えにくい、しみになります。

解説 銀座美容外科クリニック 池袋院

公開日:1970/01/01

[シミ]ができるまでの仕組み

シミ取り・肝斑・毛穴治療

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されており、その中で、しみの原因になるメラニン色素が生成されるメラノサイト(色素細胞)がある場所は、表皮になります。 ~~正常な肌~~ 表皮は、角質層、顆粒層、有棘層、基底層から構成されています。細胞の分裂や増殖を担う基底層で生成された細胞は、有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞と形を変えながら皮膚表面に押し上げられ、最終的には垢(あか)となって剥がれ落ちます。このサイクルの事をターンオーバーといいます。生成された細胞が垢となって排出されるまでの期間は、通常4週間~6週間かかります。 ※表皮は、角質層、顆粒層、有棘層、基底層から構成されています。 ~~シミのある肌~~ しみの原因になるメラニン色素を生成するメラノサイトは、基底層にあります。紫外線や活性酸素の刺激を受けると、基底層にあるメラノサイトではチロシナーゼ酵素がアミノ酸であるチロシンをメラニンに変化させてメラニン色素を生成します。通常は、メラニン色素を含んだ細胞はターンオーバーによって排出されるのですが、新陳代謝が低下していたり、メラニンの生成が過剰であると、排出されずにしみや色素沈着として肌に残ってしまう場合があります。

解説 銀座美容外科クリニック 銀座院

公開日:1970/01/01

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