2歳の娘の、唇の縫合糸痕についてです
娘が10ヶ月の時に机にぶつかり、右下唇のすぐ下を横に1センチ切りました
唇の赤い所とその下の肌色の、ちょうど境目です
血が止まった傷口は開いたりしておらず、閉じていました
すぐに形成外科に行ったら、縫わなくてもいいけど縫った方が傷跡が細くなってきれいになるからと言われ5針縫いました
解けない糸で縫われ、2週間後に抜糸しました
最初は全体的に赤くぽこっとなってしこりになっていましたが、しこりが取れてきたら縫った痕が白く線になってうき出てきました
赤唇に縦に太く白い線が5本、とても目立ちます
太い所で2ミリ×4ミリくらいあります
中で瘢痕になってしまっているようです
口をとじていればうっすら白い程度ですが、笑ったり泣いたり、話したりと口を引っ張ると1センチ範囲が白く線がでてめだちます
机で横に切ったのと、白い皮膚部分の縫合糸痕はあまり目立たないので、これは気にしていません
レーザーなどで少しでも赤くすることは可能でしょうか
ネットでかなり調べたのですが、同様の症例は見つけられず、知識もなくわからず不安です
女の子の唇なので、少しでも目立たなくしてあげたいです
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1件の回答があります
1件目の回答
（2017-10-10）
こんにちは、A CLINIC YOKOHAMA副院長の柴田と申します。
写真を拝見させていただきました。恐らく縫合糸を強く締めてしまったことによる瘢痕かと思われます。
正直本当に形成外科が縫合したのか、と疑わせるほどの状態です。通常形成外科の医師の場合、溶ける糸で真皮縫合という皮下に埋め込まれる縫合をした後、皮膚を溶けない糸で縫合します。
この時、皮膚縫合で強く締めてしまうとこのようにstitch(suture) markと呼ばれる瘢痕になるためかなり緩く結びます。
この状態になってしまった場合、改善はかなり難しいと考えられます。瘢痕部分を切り取りきれいに縫い合わせることで改善するかとは思いますが、細かい間隔でラインが入っていることに加え、唇の場合皮膚と違って大きく切除すると変形が目立つためなかなか難しいです。
レーザーでやるとすればフラクショナルレーザーが思い浮かびますが、正直効果は薄いと思います。
私が施術するとすれば、糸のラインに合わせて1本ずつ計5回、瘢痕を切除し再度縫合することを繰り返すことを提案いたしますが、治療期間もかなり長くなりますし、体質によってはあまり改善が見られないかもしれません。
一度形成外科でもご相談いただければと思います。
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