1歳7ヶ月の息子ですが、半年前に家具の角でおでこを怪我し、5針縫いました。
その跡が少しへこみ白い傷跡となりとても目立ちます。白くなった原因と今後どのようにすれば目立たなくなるかアドバイスをお願いします。
そして、縫合後の治療としては主に消毒とガーゼによるものでしたが、湿潤治療をしてもらった方が傷跡が残らなかったのでは?と疑問に思っています。(大きな総合病院の形成外科の医師に担当してもらったのですが...)
その点についてもご回答宜しくお願い致します。
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(2017-10-31)
こんにちは、A CLINIC YOKOHAMA副院長の柴田と申します。
受傷後の白い傷痕は、瘢痕と呼ばれるもので正常な経過です。傷は多かれ少なかれ必ず瘢痕は出来るもので、受傷した時の傷の部位や状態、縫合の仕方、受傷後の後療法、体質など様々な要因で大きさは変わり、大きければ目立つ傷痕になりますし小さければ目立ちにくい傷痕になります。
白い傷痕であれば、まだ半年なのでまだ様子を見ていただければいいかとは思いますが、目立ちにくくするとすれば、傷痕を切除し再度縫合することが最善かと思います。
しかし新たな傷痕を作ることになるため、現在の状態によってはそれほど改善は見込めないかもしれません。
ちなみに湿潤療法はあくまで治療法の一つです。形成外科医であれば必ず知っている知識ではありますが、通常縫った傷には行うことはありません。火傷や擦り傷など、表皮・真皮が欠損した傷には有用ですが、それも状態によって適応があるかないかは判断されます。
傷がきれいに治る条件としては体質以外に
・刃物などの切り傷
・皮膚のしわの方向に沿った傷
・適切な縫合
・抜糸後の日焼けや摩擦、傷にテンションがかかることを避けるためのテープ保護
などがあげられます。
傷を切除縫縮する場合、年齢的に全身麻酔が必要になるかと思われます。また、年齢とともに傷も変化するので、お子さんが大きくなって本人が局所麻酔で耐えれる、かつ本人が希望する場合に形成外科医とご相談いただくのが最善かと思います。
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