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脚の医療レーザー脱毛でしっかり効果を出すためには?期間、回数や脱毛機の選び方を解説!

医療脱毛 (医療レーザー脱毛)

解説 口コミ広場編集部
監修 宇井千穂 医師

公開日:2019/07/11


美しい脚は男性のみならず、女性の視線をも釘付けにしますよね。脱毛をすればムダ毛とは無縁になるだけでなく脚全体をきれいに見せてくれますから、美脚を目指す女性には必須ともいえるのではないでしょうか?

そんな女性に人気の脚脱毛ですが、一体どれくらいで効果が出るのか、具体的な期間や回数などが気になるところですね。そこでこの記事では、クリニック・サロン別の脚脱毛の回数や期間の目安、そして脚脱毛に使われる脱毛機器の特徴などを詳しく解説します。

監修 宇井千穂

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院/シミレーザー東京 院長

2003年 北里大学医学部卒業
2004年 公立福生病院勤務
2006年 土佐清水病院勤務 同時に非常勤として銀座の某クリニック勤務
2019年 やさしい美容皮膚科・皮フ科秋葉原院 開院

1. 脚脱毛のメリットとは?

脚脱毛の回数期間について解説する前に、まずは脚脱毛をするとどんなメリットがあるのかをご紹介します。


自己処理の手間が無くなる

脚は体のなかでも目がいきやすいパーツなうえに、ヒザ下は毛の1本1本が太いのでムダ毛が生えているとかなり目立ちます。特に男性は女性の脚に無意識に目がいってしまうという人が多いようですから、その時に毛がチクチクと生えていたらガッカリしてしまいますね。


なかには、ムダ毛の無い美脚を保つために毎日のように自己処理をしているという女性もいるようですが、それならば脱毛してしまった方が時間も手間もずっとかかりません。脱毛に通うとなると忙しい女性は「時間が無いから・・」と思ってしまいがちですが、一回の通院にかかる時間は移動時間を含めても数時間程度ですし、何回か通えばそもそもムダ毛の自己処理が不要なレベルになりますので、マメに自己処理をし続けるよりも、将来的にはずっと時間の節約になります

女性は子育てなどで自己処理の時間がとれなくなる事もあるので、若い内に脱毛をしておく事で、「脱毛しておいて良かった」と思う人も多いようですよ。


きれいな脚になれる

脚のボツボツや毛穴の黒ずみで悩んでいる人は、自己処理での肌ダメージが原因かもしれません。とくにカミソリや毛抜きでの自己処理は、肌の表面を削ってしまったり、毛を引きちぎってしまったりと肌を傷つけるリスクが大きいのです。


ひんぱんに繰り返す事で毛穴に毛が埋まる埋没毛になってボツボツが出来てしまったり、肌への刺激で黒ずみが出来たりと、見た目にも汚い脚になってしまう危険があります。


もともと自分の脚に自信が無かった人も、脱毛をしてから毛穴や肌荒れの無いスベスベの脚になったという人は多いですから、自己処理を止めると自分の脚が見違えるかもしれません。また、細かなうぶ毛もきれいになる事でワントーン明るい肌になれますよ。


好きなファッションを楽しめる

ムダ毛が無くなり、肌もきれいになれば今まで避けていた脚見せのファッションも自信を持って楽しめるようになります。今までパンツや厚手のタイツで脚を隠していたという人も、ファッションの幅がグンと広がりますよ。


脱毛をすれば、自己処理では見落としがちな脚の裏側のムダ毛などもプロの手で完ぺきにきれいになるので、外出中に心配になってしまう事もありません。「昨日ムダ毛処理しなかったけど大丈夫かな?」と気にせずに、一年中脚見せスタイルを楽しめますよ。


2. 脚脱毛の回数や期間

それでは、実際に脚脱毛でツルツルになるためにはどれくらいの回数期間が必要なのかを見ていきましょう。

脱毛にはクリニックでの医療レーザー脱毛とエステサロンでの光脱毛がありますが、それぞれ大きく効果が異なります。


◯クリニックの場合

ヒザ上:7回〜9回 1年〜1年半

ヒザ下:5回〜7回 10ヶ月〜1年

◯脱毛サロンの場合

ヒザ上:16回〜20回 2年半〜3年

ヒザ下:12回〜16回 2年〜2年半


このように、クリニックの場合と脱毛サロンの場合では完了までの期間はかなり違ってきます。「こんなに時間がかかるの?」と思うかもしれませんが、これは自己処理が必要無いくらいツルツルにしたい場合の回数です


実際に毛が減ってきたなと感じるまでの回数なら、クリニックで2回〜3回脱毛サロンで6回〜7回程度を行えばよいと言われているので、自分がどれくらいの仕上がりで満足出来るかによっても通う回数は違います。

ただし、エステサロンでの脱毛の場合、永久脱毛効果はありませんので、この回数を繰り返してもムダ毛が生えてこない状態にする事は困難で、あくまでも一時的にムダ毛を薄くしている程度の効果となります。

永久脱毛効果を求めるのであれば必ずクリニックでの医療レーザー脱毛を選ぶようにしましょう。


施術を受ける回数については通いながら決めても良いですが、一度短いコースを組んでしまうと、終了しても満足できない場合はもう一度コースを組み直す事になるので、余計なお金がかかってしまいます。


絶対にツルツルにしたい!という人は、初めから回数の多いコースか無制限のコースを選んだ方が、ずっと出費は少なくなるでしょう。


3. 脚脱毛の種類と脱毛機器の選び方

クリニックやサロンによって使用している脱毛機器は違いますが、それぞれの機器が発する光の種類によって、痛みや脱毛効果は大きく変わります。ここでは、それぞれの光の特徴別に脱毛機器を選ぶ際のポイントをまとめました。


クリニックの場合

アレキサンドライトレーザー


脱毛機器:ジェントレーズ・ジェントレーズプロなど

こんな人におすすめ:太い毛を脱毛したい人・美肌効果も欲しい人


アレキサンドライトレーザーは、主に太い毛に適しているレーザーの種類です。脱毛効果だけでなく、コラーゲンを増やしたりニキビ跡を改善する美肌効果も期待できます。

冷却装置で肌を冷やしながら照射するので肌トラブルは少ないですが、輪ゴムで弾くような痛みを感じます。うぶ毛にはあまり効果が無いので、ヒザ下の脱毛に適しているでしょう。


ダイオードレーザー

脱毛機器:ソプラノアイス・ハヤブサ・メディオスター・ライトシェアデュエットなど

こんな人におすすめ:痛みに弱い人・うぶ毛を脱毛したい人


ダイオードレーザーは、とにかく痛みが少ない事が特徴です。うぶ毛にも効果があり、一度に広範囲に照射できるので施術時間が短いというメリットもあります。

ただし、医療脱毛のなかでは一回毎の照射で実感できる脱毛効果が高くない事や、美肌効果はあまり期待できないというデメリットがあります。脚脱毛では、うぶ毛の多い太ももに適しているでしょう。


ダイオードレーザーを利用した脱毛では、強いレーザーをムダ毛に当てて毛根組織を破壊し脱毛するのではなく、弱いレーザーを繰り返しムダ毛に繰り返し当てて、毛包内全体を温めて脱毛する、蓄熱式脱毛というものもあります。

蓄熱式脱毛は単発のレーザー出力が弱く、発生する熱も従来の方法と比べ低い事から、痛みを大幅に抑えて脱毛できるというメリットがあります。

ただし、蓄熱式脱毛はまだ導入されてから間もない手法であるため、将来的な再発の可能性などまだ不明な点が多いという点がデメリットです。

蓄熱式脱毛が行える機種は、メディオスターなどが該当します。


ヤグレーザー

脱毛機器ジェントルヤグなど

こんな人におすすめ:日焼けしている人・他のレーザーでは十分な効果が無かった人


ヤグレーザーは、強いパワーで照射できるため、他の脱毛機器よりも薄い毛にまで効果があらわれやすいという特徴があります。そのため、他の脱毛機器ではなかなか効果が出なかったような、色素の薄い毛や軟毛の脱毛に適しています。また、他のレーザー機器では脱毛ができないような、日焼けした肌にも照射ができるというメリットもあります。

ただし、太い毛に対する反応としてはアレキサンドライトレーザーなどの方が分かりやすい効果を発揮するため、少ない回数で目立つ毛だけでも減らしたいという場合には不向きです。


脱毛サロンの場合

SSC脱毛

脱毛機器:RSクリプトン・クリプトンSEVなど

こんな人におすすめ:痛みが苦手な人・肌が弱い人・うぶ毛を脱毛したい人


SSC(スムース・スキル・コントロール)脱毛とは、抑毛効果のあるジェルを塗ってその上からクリプトンライトという光をあてる事で脱毛する方法です。毛根に直接ダメージを与えるわけでは無いので痛みはほとんど感じず、肌へのダメージも非常に少ない事が特徴です。

永久脱毛効果はありませんが、抑毛効果があるジェルによって、毛の生えるスピードを抑える事が出来るといえます。

ただし、脱毛効果が弱いため人によってはツルツルになるほどの効果を感じられない事もあります。脚脱毛では、うぶ毛の多い太ももに適しているでしょう。


IPL脱毛

脱毛機器:ネオフラッシュ・Piel・ルネッサンスGT-Rなど

こんな人におすすめ:太い毛を脱毛したい人・早く効果を実感したい人


IPL(インテンパルスライト)脱毛とは、キセノンランプという光で毛根に直接ダメージを与えて脱毛する方法です。SSC脱毛よりも脱毛効果が高く、医療脱毛のような永久脱毛効果はありませんが、一時的なムダ毛の除去力としては十分な効果が得られます。

ただし、輪ゴムで弾かれた程度の痛みを感じるので、極端に痛みを感じやすい人はテスト照射などで我慢できるかを確かめた方が良いでしょう。IPL脱毛は太い毛でも比較的効果を感じやすいというメリットがありますが、メラニン色素に反応するため色素の薄いうぶ毛の脱毛には向きません。脚脱毛では、ヒザ下に適しているでしょう。


4. 脚脱毛の注意点

脚脱毛をする際に、事前に知っておくべき注意点をいくつかお話しします。クリニック選びにも関わってくるので、これから脚脱毛を検討している人はぜひ参考にしてみて下さい。


太ももは硬毛化・増毛化に注意

硬毛化や増毛化とは、脱毛する事で余計に毛が太くなったり、濃くなったりする現象をいいます。全体の約10%の人に起こると言われているので、決して他人ごとではありません

硬毛化や増毛化の原因はすべて明らかになっているわけではありませんが、おそらく脱毛する事で毛根が活性化してしまうのではないかと言われています。


そして硬毛化や増毛化の大きな特徴として、うぶ毛の多い部位にあらわれるという事が挙げられます。背中や顔・うなじ・太ももなどは特に注意が必要ですから、あらかじめ硬毛化や増毛化の保証があるクリニックを選べば安心です。硬毛化を起こした場合でも、その毛をもう一度脱毛すれば基本的には脱毛が可能ですので、保証制度で脱毛回数の増加が受けられるようであれば心配はなくなります。

自分がカウンセリングを受けるクリニックにもそういった保証が用意されているかを確認しましょう。


ヒザ下は痛みや日焼けに注意

ヒザやヒザ下などの骨に近い部位は、特に痛みを感じやすいので注意が必要です。

基本的に大人が我慢できないほどの痛みを感じる事はまずありませんが、出力が強い医療脱毛の場合はかなりの痛みを感じるかもしれません。痛みに弱い人はテスト照射をして事前に痛みを確かめたり、痛みの弱いレーザーで照射してもらえるかなどをカウンセリングの際に確かめた方が良いでしょう。

痛みが強いと施術できなくなり、レーザーの出力を下げざるを得ない場合もありますので、痛みが心配な場合は、無理せず麻酔などを積極的に利用して、出力を高めで受けるようにした方が効果は高く受ける事が出来ます。


また、ヒザ下は注意していても日焼けしやすい部位ですので、毎年海やプールで日焼けするという人は、日焼け肌でも照射できるレーザーを使用しているクリニックを選ぶと夏場でも継続して脱毛できます。


まとめ

脚脱毛の回数や期間、そして脱毛機器の特徴や注意するべき事などをお話ししました。脚は目立つ部分なので、脱毛してツルツルにすれば自己処理の手間も無くなり、好きなファッションも思い切り楽しめるようになりますね。


どれくらいで効果を感じるかという点や痛みの強さは、どのような脱毛方法を選ぶかでも違いがありますし、使用している脱毛機器によっても違います。自分に合った方法で脚脱毛ができるよう、事前に良く検討して下さいね。

  ドクターインタビュー

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