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脱毛を受ける事でデメリットはあるの? 脱毛の注意点

医療脱毛 (その他(脱毛))

解説 口コミ広場編集部
監修 宇井千穂 医師

公開日:2019/01/11


クリニックやサロンで受ける脱毛には、メリットが多く感じらますが、デメリットが全くないわけではありません。メリットだけを考えて脱毛を始めると、後悔することがあるかもしれませんので、脱毛を受ける前に、デメリットも知っておいてほしいと思います。
今回は、脱毛のデメリットをまとめましたので、これから脱毛を受ける人は、是非参考にしてください。

監修 宇井千穂

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院/シミレーザー東京 院長

【所属学会・資格】
・日本美容皮膚科学会
・日本抗加齢医学会
・日本レーザー学会
・日本胎盤臨床医学会
・アラガンボトックスビスタ注入認定資格
・アラガンジュビダーム注入認定資格

脱毛によるデメリット①期間、時間がかかる

  クリニックやサロンで脱毛をする場合、時間がかかることが、デメリットの一つになります。クリニックであれば、平均して5、6回程度、サロンだと10回以上通わなくてはなりません。 
 何度も通わなくてはいけない上に、次の脱毛までに1ヶ月から3ヶ月程度、間を空けなければなりません。一気に通って綺麗にしてしまいたいところですが、脱毛は毛周期に合わせて行います。クリニックやサロンでは、成長期の毛に反応するレーザーや光を使って脱毛するため、一度の照射では、全ての毛に効果を発揮することができないのです。
 
 部位によって差はありますが、休止期だった毛が次の成長期に入って生えそろってくるのが、1〜3ヶ月後になります。この毛周期に合わせてクリニックやサロンに通うことになるため、綺麗になるまで、早くても1年程度の時間を費やします。中には、予約を取りにくいクリニックやサロンもあるため、なかなか計画通りに進まないことがあります。


ただ、脱毛にある程度の期間がかかるからといって、その間特に不都合が無ければ問題ないですよね。

基本的に脱毛期間に制限される行動は多くないのですが、注意するべき点が2点あって、毛の自己処理方法と日焼け対策です。

日焼けについては後ほど詳しく説明しますが、注意するべきなのが自己処理方法。

脱毛は毛穴に毛が無ければ効果を発揮できないため、脱毛を行っている期間は基本的に毛抜きや除毛ワックスによる自己処理はNGとなります。

普段から自己処理がシェービングという人であれば良いのですが、ワックスやクリームなどで除毛し、自己処理が数週間置きという人の場合、脱毛を行う期間中は頻繁にシェービングを行う必要が出てきて煩わしく感じる事もあるかもしれません。
 
 また、クリニックやサロンで全身脱毛を行う場合、1回の施術で1〜3時間ほどの時間がかかります。ワキのみなど1部位だけの場合は、5分〜10分程度で終わることもあります。施術時間とともに、受付や着替え、クールダウンなどの時間も考えておかなくてはなりません。
 以下に、クリニックとサロンの全身脱毛の施術時間をまとめました。
 
 【クリニックの全身脱毛の施術時間】

湘南美容外科

4時間

ブランクリニック(顔・VIO除く)

2時間

リゼクリニック

2時間

やさしい美容皮膚科・皮フ科秋葉原院

2時間


 【サロンの全身脱毛の施術時間】

キレイモ

90分

ミュゼプラチナム

90分

銀座カラー

60分


 この他にも、クリニックやサロンに通う時間や、脱毛前に自己処理を行う時間などを含めるとそれなりに時間がかかる事となり、特にエステサロンでの脱毛は回数も多い事から、時間のロスが大きくなります。


ただし、クリニックでの脱毛であれば、永久脱毛が可能ですので、カミソリをはじめとした自己処理を一生続けることを考えれば、結果的には、脱毛にかかる時間を短縮できるのではないでしょうか。
 

脱毛によるデメリット②お金がかかる

クリニックやサロンで脱毛するとなると、当然の事ながらお金がかかります。特に全身脱毛では高額な料金を支払わなくてはならないため、この点はデメリットになるでしょう。
  

【クリニックの全身脱毛の料金】

湘南美容外科全身脱毛3回(顔・VIO含む)

179,800円

リゼクリニック全身脱毛5回(顔・VIO除く)

298,000円

やさしい美容皮膚科・皮フ科秋葉原院全身脱毛5回(顔・VIO抜く)

198,000円(オープニング価格)

(※口コミ広場編集部調べ:2019年1月時点)


 【サロンの全身脱毛の料金】

キレイモ6回

114,000円

ミュゼプラチナム6回(顔除く、VIO含む)

315,000円

銀座カラー全身脱毛し放題(顔除く、VIO含む)

197,650円

(※口コミ広場編集部調べ:2019年1月時点)


 ただし、「両ワキ脱毛500円」など、お得なキャンペーンを行なっているクリニックやサロンもありますので、必ずしも高額を支払わなければいけないわけではありません。一括払いでは負担が大きいという場合は、分割払いにする方法もあります。
 
 

一時的に、費用は発生するかもしれませんが、自己処理を続ける場合、カミソリやワックス、除毛剤などを買い続けなくてはなりません。例えば月に1回、1000円の除毛クリームを買い続ければ1年で12,000円。10年で12万円となりますし、全身の毛を処理するのであればこれ以上の金額が必要になる事となります。

脱毛をしてしまえばその後、楽できることを考えると、クリニックやサロンの脱毛は、決して無駄な買い物ではないでしょう。
 

脱毛によるデメリット③日焼け対策が必要

  脱毛している時は、日焼けをしてはいけません。日焼けがNGな理由は、主に3つあります。
 

 ・日焼けの効果が落ちる
 ・痛みが出やすくなる
 ・肌トラブルを招く恐れがある



 日焼けの効果が落ちてしまうのは、照射するレーザーや光に原因があります。脱毛では、毛の黒い色に反応するレーザーや光を使いますが、日焼けした肌だと、毛だけではなく肌の色にもレーザーが反応してエネルギーが分散してしまうため、効率良く黒い毛に反応しなくなるのです。

日焼けしていなければ、毛と毛根のみに照射することができます。しかし、日焼けしていると、黒くなった肌にも光やレーザーが反応して、脱毛の効果が薄れてしまうのです。
 
 また、脱毛による痛みも感じやすくなります。日焼けをしてメラニン色素が沈着した肌にレーザーや光が反応すると、毛や毛根だけでなく、肌にも刺激が加わるため広範囲に痛みを感じます。
 それに加えて、日焼けした肌は乾燥しているので刺激を受けやすく、痛みも大きくなりますが、ダメージも受けやすくなっています。ダメージを受けた肌は紫外線を吸収しやすく、色素沈着を起こして、シミやソバカスの原因にもなります。
 
 以上のような理由から、脱毛前後の日焼けは禁止されていますので、脱毛中は紫外線対策を行う必要があります。日焼けしたい人にとって日焼けできないのは、大きなデメリットになるかもしれません。
 日焼けしたいと思っていない人は、万全な紫外線対策を行っていれば、問題なく脱毛できるでしょう。ただ、うっかり日焼けした場合でも、施術を受けられなくなることがあります。


日焼けを避けて脱毛を行うためには、出来れば秋冬などの季節に脱毛を開始する事が望ましいといえます。
  

脱毛によるデメリット④汗が増える


  「脱毛すると、汗を掻きやすくなる」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?汗の量が増えて、Tシャツに染みるようになったという人もいます。脱毛すると、なぜ汗の量が増えるのでしょうか?
 

脱毛で汗が増える理由


 脱毛することで、汗が掻きやすくなるというのは、デメリットの一つに挙げられます。
 しかし、実際は脱毛したからといって、汗の量が増えるわけではありません。汗が増えたように感じる理由は、毛がなくなることで、汗が流れやすくなるからです。そもそも体毛は、流れる汗をキャッチする役割を果たしています。しかし、毛がなくなると、汗がそのまま流れてしまい、汗の量が増えたように感じるのです。
 
 ただ、脱毛によって汗の量が増えるわけではないにしても、「汗が増えるかも」と思い込んでいると、神経が集中して、本当に汗を掻いてしまうこともあるようです。
 また、脱毛の刺激で一時的に汗が増える可能性もゼロではないので、気になる場合は、カウンセリングの際に相談してみましょう。
 


 汗を掻きやすくなった時の対処法


 ワキ汗を掻きやすくなったと感じたら、汗取りパットを利用すると良いでしょう。汗を吸収してくれるので、汗が服に染みるのを防いでくれます。背中など、ワキ以外の部位でも汗を掻きやすくなったと感じたら、こまめに汗を拭き取りましょう。
 汗を放置しておくと、アルカリ性に変わり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。ニオイの元にもなりますので、除菌効果や消臭効果のある汗拭きシートで、一拭きしておくと安心です。また、ロールオンタイプやクリームタイプの制汗剤をを使えば、肌への密着度が高いため、しっかり汗を抑えてくれます。


逆に汗が減る場合も?

ワキのように毛穴と汗腺が集中した場所に脱毛を行うと、毛と近い部分にある汗腺はダメージを受けて働きが弱くなる可能性があります。

医学的な視点では脱毛によって汗が抑えられる事はあまりないとされますが、実際にワキガの症状などが軽減されるという事もあるため、ワキガなどに悩みを持つ方は一度脱毛をしてみるのも良いでしょう。 
 

 脱毛によるデメリット⑤肌トラブルのリスク

 脱毛によるデメリットの1つに、肌トラブルのリスクが高くなることも挙げられます。どのようなトラブルが現れるのか、1つずつ見ていきましょう。 

 赤みや腫れ


 施術直後に赤みや腫れが出て、ヒリヒリする場合があります。これはレーザーや光の熱によるもので、軽い火傷をしたような状態になると、赤みや腫れなどの症状が現れます。特に、レーザー脱毛はそもそも毛根の細胞を破壊するレベルのエネルギーを照射するほど出力が強いため、赤みは比較的起こりやすい症状です。

照射した熱は、皮膚の中にこもってから放出されますが、皮膚の中に熱が止まる時間が長くなると、赤みとなって現れます。通常は少しすれば落ち着いてきますが、肌の弱い人は症状が酷くなることもあります。 


 乾燥や痒み


 脱毛した箇所は水分が失われるため、乾燥しやすくなります。乾燥することで、痒みが出る場合もありますが、かきむしると症状が悪化します。乾燥には保湿が効果的なので、脱毛をしている時は、普段から十分に保湿をするよう心がけてください。

施術直後は、低刺激のローションなどを使って保湿し、翌日からは乳液やクリームも使い、次の脱毛まで乾燥しないよう、ケアを続けてください。クリニックから専用のクリームなどが処方された場合は、必ず医師の処方通りに利用するようにしましょう。
 

毛嚢炎


脱毛した箇所にブツッとした毛嚢炎ができることもあります。毛嚢炎は、毛包に細菌が感染して炎症が起きた状態です。ニキビのようなブツブツですが、ニキビの原因菌はアクネ菌で、毛嚢炎の原因菌は表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌になります。
 
 レーザー脱毛や光脱毛では、熱によるダメージを毛根に与える仕組みのため、照射すると、毛根の周りにある毛包や表皮もダメージを受けます。ダメージを受けた肌はバリア機能が低下しやすく、毛嚢炎ができやすい状態となります。痛みや痒みを伴う毛嚢炎であれば、早めに皮膚科を受診しましょう。

クリニックでの脱毛であれば、こうしたトラブルに対して薬の処方など適切な処置をうけやすいというメリットがあります。
 

 硬毛化、多毛化


脱毛することで毛が太くなる「硬毛化」や、毛の本数が増えてしまう「多毛化」が起きることもあると言われています。明確な根拠は解明されていませんが、エネルギーがうまく集まらないと、熱量が弱まって、逆に毛を成長させると考えられています。

硬毛化や多毛化が引き起こされても、クリニックでの永久脱毛であれば、脱毛を継続すれば最終的には全ての毛を脱毛できます。
  

 まとめ

 ムダ毛をなくし、綺麗な肌を手に入れられる脱毛。日々のお手入れからも解放されて、肌の露出も怖くなくなります。ですが、お金や時間の問題から肌トラブルまで、様々なデメリットがあることを知っておいてほしいと思います。デメリットも知っておけば、トラブルが起きても、慌てずに対処することができます。
 それでも、メリットのほうが上回るので、デメリットも踏まえ、脱毛に臨んでくださいね。

  ドクターインタビュー


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