首の後ろの粉瘤について
現在台湾に在住しているものです。
10年前に首の後ろに粉瘤ができ、放置したところ直径7cm程度まで大きくなってしまいました。
2週間前からその粉瘤が炎症を起こし、痛みを感じ始めたため、
1週間前に現地台湾の病院にかかり２～３cm切開し、排膿施術を受けました。
現在週2回通院しガーゼを交換しているのですが、
ドクターから粉瘤のサイズが大きく、
できればすぐにでも本格的に手術をし、内部に問題がないか確認をする必要がある言われました。
手術に伴い、入院する必要があり、その期間は10日程度とのことです。
（前日入院、切開後数日様子を見たのち縫合、さらに数日様子を見て退院、で計10日程度）
インターネットで粉瘤の手術を調べると多くが日帰り手術で、入院しても数日と情報が出てきます。
一般論として
１．粉瘤の手術で10日間も入院することはあるのでしょうか？
２．粉瘤の治療において、緊急で手術を受けなければいけないことはあるのでしょうか？
今の症状としては痛みは治まり、熱もなく、とくに問題を感じていません。
緊急でなければ時機を見て帰国時に、日帰りまたは短期入院で手術をしたいです。
ご意見いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
1 名のドクターが回答
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1件の回答があります
1件目の回答
（2018-03-10）
松下皮フ形成外科の松下です。
粉瘤が化膿したために切開排膿を行ったと思います。
方針としては切開後はガーゼを込めて少しずつ小さくすること、それに伴い炎症が治まっていけば傷をふさぐ方向にもっていく。その後は様子を見て摘出可能であれば手術で全摘します。ただし、サイズが大きく炎症がコントロールできない場合はもっと大きく切開して中を洗ったりすることが必要になり数日間の入院が必要なこともあります。現在、痛みが治まってきている、局所の熱感がない、全身の発熱がないなどの場合は緊急での入院が必要としないかもしれませんので、帰国後に日本の病院での治療でも大丈夫でしょう。
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