花粉症はニキビを悪化させる?!

ニキビ・ニキビ跡の治療 (その他(ニキビ治療))

解説 メディアージュクリニック 代官山院

公開日:2025/04/07


暖かくなってくる春夏シーズンは、花粉症シーズンでもありますよね。


花粉症はニキビに、直結ではないですが、まわりまわって影響を及ぼします。
せっかくニキビ治療をしているからには、花粉症の症状を放っておくのはよろしくないのです。


『花粉症』とはアレルギーの症状の一種です。
くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・肌荒れなどを起こす方が多いですよね。

このとき体の中では、花粉を外敵と認識し、戦ったり外に追い出そうとする反応が起きています
その反応が、目や鼻や肌など様々な場所に刺激を起こし、バリア機能の働きが低下し、防御が手薄になってる状態なのです。
花粉と戦っているせいで、他の戦う力が低下しているようなイメージです。『守り』も『戦う力』も低下してしまうということです。


当院の患者様でも、花粉症の影響で
毛穴がザラザラしている・いつもと同じスキンケアなのに乾燥している・何となく肌自体が赤い、という方をよくお見受けします。
そんな時にやってくるのが【ニキビ】です。

花粉症になると、即ニキビが出る、というわけではないのですが、
肌のバリア機能が低下しているということは、雑菌が入り込みやすくなっていたり、弱ったお肌を守ろうと皮脂の分泌が多くなりバランスが崩れたり、と、ニキビにつながる要因が潜んでいるということなのです。


せっかくコツコツとニキビ治療を頑張ってきたのに、花粉症を放っておいたせいで停滞したりニキビがぶり返したらもったいないですよね。
花粉症症状は放ったたままにせず、しっかり対処していきましょう!


①アレルギー症状をおさえる
症状があっても、アレルギー薬を内服していない方も中にはいらっしゃいます。「これくらいの症状なら我慢できるから、薬飲まなくていいや。。。」と思っていませんか。

②肌のバリア機能を高める
アレルギー症状によっておちてしまっている肌のバリア機能を強化する必要があります。保湿を徹底しましょう。
保湿は、ニキビを治すうえでも基本中の基本。水分と油分のバランスを整えるために保湿を改めて意識してみてください。

③エレクトロポレーション
水分・栄養分をたっぷり送り込み、肌内部を強化することができる、クリニックで行う治療です。
クリニックでスペシャルケアで細胞からお肌の強化していきましょう。


全然関係ないと思っていても、実はニキビにつながってしまうことってあるのです。
花粉症だけでなく、自分自身の体の不調は、放置しないようにしましょう。まわりまわってニキビ予防にもつながります!

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