ルビーレーザーによるシミ治療について
約３週間前に皮膚科で3箇所のシミのルビーレーザー照射治療を受けました。
経過報告の受診後、保護テープを取り1週間になります。
1つめは瘡蓋が剥がれてピンクの肌になっている部分と剥がれていない部分がありまだらな状態で
2つめは瘡蓋が全く剥がれていない状態(テープを取ってから何の変化のない状態)、
3つめは瘡蓋が全て剥がれたけれど、ピンクではなく薄い茶色い皮膚という状態です。
10日目に診察してもらって、それで診察は終了でした。
その時点では順調との事で、今後は塗り薬と内服薬を投与するようにとの事でした。
1と2はかさぶたが残っている状態なのでしょうか？
皮膚と同化しているように見え瘡蓋が残っているようには見えません。
レーザー照射から3週間になります。
3も含め、これは消えなかったシミなのでしょうか？
よろしくお願い致します。
3 名のドクターが回答
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3件の回答があります
1件目の回答
（2017-12-06）
こんにちは、銀座スキンクリニックの坪内です。
くっきりしていかにもQスイッチルビーレーザーが効きそうな円形のシミには、少なくとも二通りあります。
１つ目は老人性色素斑といってメラニンのみが増えているタイプ。
2つ目は脂漏性角化症あるいは老人性疣贅といって皮膚の表面の細胞が異常増殖しているいわゆる良性腫瘍のひとつ。
Qルビーは基本的にメラニンの元のメラノソームを退治する用に設計されたレーザーです。したがって、後者のように深くまで細胞が増えていれば細胞を破壊しきれないので取りきれないことは多々あります。もちろんとても強く照射すれば破壊することもできなくはないのですが。
１つ目と2つ目のとくに初期の場合とは、残念ながら見た目ではわかりにくいことも少なくありません。
さらに、炎症のあとにシミのように黒くなる皮膚の病気もあり、診断が違うものであればレーザー後の反応は当然変わってきます。
しばらく主治医の指示のもと、薬剤での治療を続けられたらいいと思います。
2件目の回答
（2017-12-02）
こんにちは、船橋ゆーかりクリニックの寺田です。
シミのもとであるメラニン色素が分布している深さと厚みから考えるとわかりやすいです。同じ人のシミでもメラニンの深さと厚みにはばらつきがあります。Qスイッチルビーの出力にもよりますが、あまり落ちなかったということは、メラニン色素の分布が深めで、厚みがある可能性が考えられます。
残念ながら、レーザー照射の結果は一定ではありません。個人差が非常に大きいです。シミは1回のレーザー照射で落ちる場合もあれば、3回照射しないと落ちない場合もあります。1回で落ちない場合は、炎症後色素沈着が落ち着く３ヶ月後に再照射すれば、さらに落ちてきます。ご参考になれば幸いです。
寺田伸一先生がいるクリニック
3件目の回答
（2017-12-28）
札幌スキンケアクリニック、院長の松本敏明です。ご相談にお答えいたします。
治療後の診察は必要です。
経過における不安点・疑問点は主治医に聞く必要があります。
薄い茶色になった場合は、一次的色素増強かとも思います。
治療後のケアも必要ですし、どうぞ再診の方向でお考えください。
お大事にしてください。
松本敏明先生のシミのレーザー治療の症例 （アフター）
松本敏明先生がいるクリニック
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