ほうれい線への脂肪注入で笑いにくい

Kunoクリニック 梅田院総院長

九野広夫男性

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医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。けーさんのお写真を拝見しました。ほうれい線付近への脂肪注入によって、「鼻の下が伸びた感じ」と、「両口角が横に広がり過ぎている感じ」になったのですね？そして「しこり」もあるとのことなので、専門的見地から治療法についてコメント致します。

先ず、しこりになっている組織の多くは、壊死組織かその周辺にできた線維化なので、所謂「メソセラピー（脂肪溶解注射）＝生きている正常脂肪組織にしか効かない」は無効であることが多く、逆に有効であった場合にはデッドスペース形成により、ほうれい線の悪化やブランチラインの出現、ほうれい線近傍のタルミ発症等の、望まない合併症が発症することもございます。
更に過剰脂肪注入後の状況を悪化させる手段として、以下のことを御留意下さい。

フェザー糸リフト
→稚拙な技術だと凸凹やタワミのムラが生じ、上手くいっても口角が更に横方向に広がります

インディバやサーマクール、ハイフ
→1回でも過度に行うとしこりや凸凹、引き攣れになることが多いです

バッカルファットやジョウルファット除去
→もっと凸凹になります

等があります。

ダウンタイム経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。けーさんの症状の程度と範囲を直接診察させて頂かなければ具体的なことは申し上げられませんが、脂肪吸引や注入、糸リフト等の他院修正は当院の専門分野で治せる技術がございます。尚、東京麻布には、美容整形の他院修正を専門とするクリニックとして開業した医療法人美来会「Clinic Nine Fields」もございます。

九野広夫先生の脂肪注入（顔のしわ・たるみ）の症例 （アフター）