溶ける糸リフトは完全になくなりますか?
1ヶ月前に頬の脂肪吸引と溶ける糸リフトをしました。
ダウンタイムと共に徐々に顔がホッソリしてくると思って様子を見ていましたが、あまり変わらず、シュっとするどころか前より顎周りは丸くなり、頬骨あたりは広がって、ひし形の下膨れのような輪郭になってしまいました。
顎下からコメカミあたりに左右5本ずつ入っているようなのですが、そこの部分が特に丸みがあり、糸を入れた分膨らんだような感じになっています。
脂肪吸引もしているし、もう少し待てばスッキリしてくるものなのでしょうか?
もし変わらないのであれば、糸が溶ければ元に戻ると良いのですが、溶ける糸は完全に溶けてなくなるのでしょうか?
もし完全になくならないのであればこの丸みは残ってしまうのではないかと心配です。
また糸を早く溶かす方法やコツなどはありますでしょうか?
1 名のドクターが回答
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1件目の回答
(2022-05-23)
医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。島田さんの諸症状から鑑みこの原因は、頬の脂肪吸引が不充分であること、スレッドリフトの過剰牽引による(非オーダーメイドで望まない)リフト輪郭形成だと思われます。つまり、余剰脂肪が顎周囲や頬骨周囲に乗っかっている様に(コメントから)見受けられます。
勿論まだダウンタイム中であることも原因の一つかも知れませんし、実際に診察をさせて頂かなければ詳細は不明ですが、脂肪吸引と糸リフトは本来同時にしてはならない手術の組合せです。
何故なら、頬の脂肪吸引に同部位へのリフトの糸は過剰癒着や引き攣れ、吸引層と一致した場合の挿入層からの遊離や位置異常等、害悪になることが多いからです。
また、脂肪吸引単独の技術が至らないと、それ以外の方法(糸リフトやHIFU等)で補おうと組合せてみる医師もいるかも知れません。その思い付き手法が邪道で本末転倒と言うよりは寧ろ、併用することによる(その医師でも制御できない)新たな組合せ合併症を誘起させるリスクを増大させているだけだと私は考えます。
今回の問題の普遍的原因として考えられることを整理してここに公表しておきます。
1.担当医のデザインや予後イメージの共有不足、術式選択のミスマッチ、技能不足
2.術後アフターケアの不徹底または術後合併症発症や再処置
3.本人様側のご希望の伝達不足や術野の他疾患、美容整形歴の有無・他の方法の想定
等が考えられます。尤も、島田さんが上記3に心当たりが無ければ全て医院側の責任です。
つまり、担当医は自分のやりたい様にしか手術をやっていないのです。
当院では各個人をオーダーメイドデザインする際に顔面を4Dで捉えていて、脂肪吸引や注入に特化した技術で他院修正を専門にしています。本来、顔面の脂肪吸引をオーダーメイドできちんとデザインし、タルミや余剰皮膚を面積でSMAS層にリフトさせながら陥凹部にのみ収納させて癒着させた方が、より自然な(凹凸の少ない卵型等の)輪郭形成と若返り効果が得られます。つまり、顔面の脂肪吸引時に、本来糸リフトの併用は一切不要なのです。
ダウンタイム経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。当院ではメスを用いずに治す方法と実績が多数ございます。糸を早く溶かす方法はございませんが、過剰牽引を治す方法はございます。
九野広夫先生のしわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)の症例 (アフター)
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