一週間ほど前に頬顎下の脂肪吸引をしました。
顎下の皮膚がぽっこりとしていて、ヨレて?癒着してしまったのか、皮膚が引っ張られる感じがあり、上を向くことが難しいです。
上を向くことが難しいのはDT中よくあることですか?
こういった皮膚のヨレのようなものは脂肪吸引ではよくあることなのか、変な位置で癒着してしまったのが原因でしょうか。
剥離手術をしなくては改善しないのか、または1ヶ月くらいは経過を見れば改善するものなのかお教えいただきたいです。
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(2022-05-07)
初めまして。医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。rさんの写真を拝見しました。
典型的な脂肪吸引術後合併症ですね。OP後約1週間の経過でもこの様な現象が生じている原因として考えられることは、大別して
1.術前からの下顎の瘢痕などの有無や他院脂肪吸引・糸リフト歴等
2.担当医のデザインと(部位や吸引手技等の)手術によるもの
3.術後の圧迫状況や(血腫等の)手術合併症等によるもの
術後の仕上がりがどの様な状態になるのか、合併症の種類や程度はどうなのか、万一合併症が生じたら、具体的にどんな対策や治療法があるのかなど、担当医から具体的に術前シミュレーションで充分に説明がされていなければならない筈ですね。
まさにその術前説明不足と予後イメージとのミスマッチ、アフターケアの至らなさが背景にあるのだと思われます。
現症に関しては、rさんのご指摘の通り線維化による癒着のムラが生じていることも確かに伺えますが、加えて術後7日間程度であればまだ炎症による腫脹や発赤、内出血の残存等で凸凹と色味が強調されている時期です。
一般的に炎症期=修復期である術後2~3週間は、漿液貯留や血腫、感染等でない限り、穿刺以上のことをすると却って状況が悪化することが多いので、今は下顎を伸ばす様なゆっくりしたストレッチ運動や線維化を柔らかくする塗布薬・服用薬以外はしない方が宜しいでしょうね。マッサージをするにしても、過剰なマッサージは却って逆効果になることもございます。
1ヶ月以上経過して改善が見込めなかった場合でも、月単位で改善してゆくことも多いですが、どうしても早くまたはより完璧に治されたい場合には、特殊な治療を要します。
但し、メスを用いるような「剥離手術」は絶対にNGです。かといって脂肪溶解注射も溶解のムラやタルミ・シワ等が却って目立つようになることもあり、インディバやサーマクール、ハイフ系施術(1回でも過度に行うとしこりや凸凹、引き攣れになることが多いです)は引き攣れや凸凹が更に悪化することが充分に予想されます。
経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。脂肪吸引術後の他院修正は当院の専門分野でございます。その症状を改善させる治療法も多数ございます。
九野広夫先生の顔の脂肪吸引の症例 (アフター)
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