顎下とフェイスラインの脂肪吸引と糸リフトをして頂きました。
20日経つのですが、2週間ほどで一度落ち着いた腫れがまた出てきました。熱感があり、特に朝晩はパンパンになり痺れと痛みもあります。日中は押したりしなければさほど痛くありません。
拘縮でポコポコと固くなってるのをマッサージしたいのですが、腫れに影響はありませんか?
1 名のドクターが回答
1件の回答があります
1件目の回答
(2022-05-23)
医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。サリーさんのご不安はごもっともですね。勿論まだダウンタイム中であることも原因の一つかも知れませんが、脂肪吸引と糸リフトは同時にしてはならない手術の組合せです。
何故なら、頬の脂肪吸引に同部位へのリフトの糸は過剰癒着や引き攣れ、吸引層と一致した場合の挿入層からの遊離や位置異常等、害悪になることが多いからです。
サリーさんの諸症状から鑑みこの原因は、スレッドリフトの過剰牽引または牽引の不均一、挿入糸周辺の組織挫滅による炎症の治癒遅延だと思われます。
脂肪吸引単独の技術が至らないと、それ以外の方法(糸リフトやHIFU等)で補おうと組合せてみる医師もいるかも知れません。その思い付き手法が邪道で本末転倒と言うよりは寧ろ、併用することによる(その医師でも制御できない)新たな組合せ合併症を誘起させるリスクを増大させているだけだと私は考えます。
当院では各個人をオーダーメイドデザインする際に顔面を4Dで捉えていて、脂肪吸引や注入に特化した技術で他院修正を専門にしています。本来、顔面の脂肪吸引をオーダーメイドできちんとデザインし、タルミや余剰皮膚を面積でSMAS層にリフトさせながら癒着させた方が、より自然な輪郭形成と若返り効果が得られます。つまり、顔面の脂肪吸引時に、本来糸リフトの併用は一切不要なのです。そこに糸リフトを併用してしまうと牽引が面積でなくライン状のムラが生じます。
つまり、過剰牽引されている点と線が牽引されていない部位との格差を生じて凸凹になり得るのです。
事実、この美容医療口コミ広場にその様なお悩みが多数寄せられています。サリーさんが「拘縮でポコポコと硬くなっている」と仰る部位が、まさしくその様な発症部位である可能性があるとお見受け致します。もしもそうであるならマッサージをしすぎると却って悪化することもございます。
ダウンタイム経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。一定の時間経過後にも治らなかった過剰牽引の治し方は医師によって見解は様々ですが、当院では(脂肪吸引や注入、糸リフト等の他院修正は専門分野で)メスを用いずに治す方法と実績が多数ございます。宜しければ当院HPで具体的な類似症例をご確認の上、御検討ください。
九野広夫先生の顔の脂肪吸引の症例 (アフター)
関連するほかの相談
顔の脂肪吸引のおすすめコンテンツ
編集部のおすすめ!
あなたも無料で相談してみませんか?
ドクター相談室
美のお悩みを直接ドクターに相談できます!
697人のドクター陣が72,000件以上のお悩みに回答しています。
顔の脂肪吸引のほかの相談
顔の脂肪吸引に関連するクリニックを探す
検索条件
脂肪吸引
顔