眼瞼下垂の手術をされた人のコメントを拝見すると、ビックリ目になってしまった人、ギョロ目になってしまった人がいました。
なぜこのような状態になるのでしょうか。肩こりや頭痛、腰痛が軽減するって本当ですか?そして眼瞼下垂の手術で希望通りの二重になるのでしょうか。
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(2014-12-17)
「眼瞼下垂」は、上まぶたが重く垂れ下がった状態を言い、上まぶたを挙げる筋肉である眼瞼挙筋が弱くなることで起こる症状です。多くの日本人の目に当てはまると言われています。
では、なぜ肩や腰に影響があるのしょうか。
視界を広げるために眉を動かして瞼を挙げます。眉をあげるには額の筋肉(前頭筋)を収縮させるためにシワができます。すると頭の後ろの筋肉(後頭筋)も同時に収縮し、硬直するために頭痛の症状が現れます。後頭筋から首の筋肉、そして肩の筋肉へと硬直が起こり、肩こりが生じます。慢性の肩こりを和らげるために楽な姿勢をとり猫背に。その姿勢を続けていくと腰に負担が掛かり腰痛症に、ひどい場合は腰部椎間板ヘルニア成りかねません。手術方法は伸び切ってしまった眼瞼拳筋を短くする眼瞼拳筋短縮術です。2種類の手術方法があります。
1.眼瞼拳筋を切除して短縮する方法。
2.切除せずに瞼板(軟骨)の前で折り込んで固定する前転法。
1.は一般的に行われる方法ですが、問題点があります。伸び切った筋肉を切除する以上、今後も伸びる可能性を想定して余分に切除するため、一時びっくり目になりますが伸びなければそれまでです。そのため「びっくり目」「ギョロ目」になりやすくなります。
今後は、眼瞼拳筋を切除せずに眼瞼下垂を治療されたほうが、腫れも少なく安心です。
まぶたを挙げる筋肉が強化されれば、どんな二重まぶたの幅も対応できます。
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