瞼のほくろ除去でレーザーなどの方法や短期間でキレイになる方法はある?
生後間もない頃から瞼に1センチくらいの黒子があり、現在5歳ですが膨らみも出て来て産毛もあります。
先日、美容外科も行なっている形成外科に行ったら、切って縫うしかないとのことでした。
しかも、大きいので一回では取りきれず、複数回手術をしないといけないと言われました。
二泊三日で全身麻酔で行う予約をしたのですが、1回目の術後はどんな感じで残るのかイマイチ想像ができず
ネット検索すると術後の経過が良くない方もみえるようなのでキレイに取れるのか不安になりました。
もう一度先生に相談すると、キズを作りながら黒い部分を取るしかないのでキズは残る。
年数が経てはキズは目立たなくなりますかと聞いたら、キズはキズだから。
と目立たなくなるというような安心できる言葉はいただけませんでした。
顔にある大きな黒子なので今まで怖くて病院へも行けずにいたのですが、就学前までに
と思い重い腰を上げたのですが、今やらなくても良いのかなという気持ちも少なからずあります。
レーザーなどの方法や短期間でキレイになる方法はあるのでしょうか?
本人も気にはしているようですが、手術は怖いようで手術を嫌がっています。
もう少し年齢を重ねてからの方のが良いのでしょうか?
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2017-11-28)
こんにちは、A CLINIC YOKOHAMA副院長の柴田と申します。
瞼の1㎝のほくろとなると、位置にもよりますがかなり大きい部類です。ほくろの治療では大きく分けて2つ、切開法と炭酸ガスレーザーによるものがございます。
炭酸ガスレーザーのメリットとしては、顔などならば傷痕が目立ちにくいため適応がある、小さいものならほぼわからない程度まできれいに治る、手軽にできるなどです。
切開法のメリットとしてはケロイドや肥厚性瘢痕といった術後のトラブルが少ない、大きなものでも取れるなどです。
瞼の場合、皮膚が薄く傷が目立ちやすいため炭酸ガスレーザーはあまりお勧めいたしません。ただ、切開するにしてもそのサイズですと、かなりの変形を来す可能性もあるため状態によっては植皮といって反対側の瞼から皮膚を採取して貼り付ける手術や皮弁術と呼ばれる傷の周りの皮膚をずらして傷を埋める手術が必要となる可能性もございます。
また、傷痕に関しては数年かけて目立ちにくくなりますが、どれくらい残るのかは患者様の体質などにも大きく左右されるため、予測は難しいです。
正直なところ、腫瘍の位置や性状、年齢、患者様とご家族の希望、担当医する医師の判断などで適応や術式は大きく変わります。また、下ではなく上まぶたの場合、大きく取ると閉眼障害なども懸念されるため、判断はより難しくなります。
あくまでこれは診察をしていない私の見解ではありますが、全身麻酔によるリスクもありますし、ここから成長して皮膚も大きく変化するため、局所麻酔で問題なく出来る年齢まで待ち本人が希望した時に再度ご相談いただくのも一つの手かと考えます。
しかし、親御さんからすると就学前に何とかしてあげたいと考えることは自然ですし、事実私が形成外科で働いていた時も就学前の4~5歳の患者様は非常に多かったです。
どの考え方も一長一短であり、正解があるものではありません。一度他の形成外科(美容外科の場合、腫瘍切除や再建の経験が乏しいドクターが多いです)でもご相談いただき、いくつか他の判断も伺っていただいてからご家族がご納得できる治療方針をお選びいただくのが最善かと思います。
2件目の回答
(2017-11-28)
船橋ゆーかりクリニックの寺田です。
まぶたの大きな色素性母斑は、分割切除と言いますが、母斑内で70-80%切除して小さくすることができます。まぶたの皮膚は伸びますので、直線の薄い傷跡が母斑の短径の2,3倍残りますが、2回に分ければ、全部切除できる可能性があります。
レーザー治療は進歩しております。Qスイッチレーザーを大きな色素性母斑に照射する適応はなかったですが、ピコ秒レーザーは選択肢の一つになるかもしれません。完全除去は不可能かもしれませんが、小さくできる可能性はあるかもしれません。まだトライヤルの段階です。ご参考まで。
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