ワキガ手術後15年経っても痛みと無感覚
15年程前に大学病院で保険適用で汗腺切除をうけました。
未だ両腕の脇側の二の腕〜ワキ全体の感覚がなく、また左側は特に腋がえぐれていて未だに突っ張りや脇を伸ばしていなくても痛みもあります。
匂いも再発していますが、副作用の方が強く困っています。
この経過は剪除法の経過として正常範囲でしょうか。
痛み・えぐれ・無感覚・突っ張り感を治す方法はございますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
写真右脇✖️1、左脇✖️2
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(2023-05-03)
美容外科医歴21年・他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。術後の経過中、想定される問題や(最悪のシナリオを含む)合併症がどうなるのか、万一生じた場合には自分でどういう対処をして、医院にどうしてもらえるのか、担当医から具体的に術前に充分に説明がされていなければならない筈ですね。まさにその説明不足とアフターケアの至らなさが原因だと思われます。殿様稼業の大学病院や保険診療だからこそかも知れません。
外科の一般的な見解ですが、通常の感覚神経のダメージでも末梢レベルなら月単位で徐々に改善してゆくことが多いですが、15年以上続く後遺障害となると別の原因や機序を考える必要があるでしょう。
もちろん、うららさんの実際の腋窩の状況を診察させて頂かなければ判りませんが、私の長年の経験から(うららさんの切実なコメントとお写真を拝見するにつれ)、「えぐれ」というよりも高度癒着が諸悪の根源(全ての症状の原因)であることが最も考えられます。
特に「匂いも再発」していることとお写真の陰影から、剪除法が均一に全うされていなかったため、「アポクリン汗腺の取り残し・取りムラ」=「剥離・剪除の不均一さ」=「癒着のヨレやムラ(高度の癒着はえぐれたように見えてしまうが、実は摘まむと張り付いているだけで一定の厚みがある)」が生じていると考えられます。
高度線維化(癒着のムラやヨレ)が原因である場合、「痛み」と「えぐれ」と「無感覚」と「ツッパリ感」を同時に治せる新治療法が当院にございます(当院でその異常線維化を減量させて神経麻痺(または鈍麻)症状を治した方が少なからずいらっしゃいます)。例えば下記HPの症例は腋窩エリアではありませんが、上眼瞼で生じた切開瘢痕(高度癒着)の治癒実績症例です。この治療法は当院にしかございません。
https://clinic-nine-fields.com/column/eye05/
その最新治療法の詳細(独自開発のため、企業秘密につきメールでもお応えできませんが)を本当にお悩みになっている方であれば御来院された際に充分御説明致します。
逆にその異常線維化(癒着)や硬化を悪化させる手段としては再切開や再剪除剥離、インディバやサーマクール、ハイフ、過度なマッサージや擦過等ですのでお止めになって下さい。
ご参考になれば幸いに存じます。
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