糸リフト14本と顎のヒアルロン酸注入をしました。
しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト) ヒアルロン酸注入(シワ・たるみ治療)
先日、フェイスラインの糸リフトの施術と顎のEライン施術+ヒアルロン酸注入を行いました。
フェイスラインは満足しているのですが、顎のラインが尖りすぎていて不自然に見えます。
触った感じもボコボコしていて、1〜2週間で定着するとネットには書かれていますが本当に馴染むのか心配です。
そして顎のリフトのせいか口が開けずらく、食べる時も咀嚼しずらいです。
不安な気持ちが少しでも無くなればと思います。
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(2022-11-04)
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。原因は、挿入層のミスマッチと牽引力の不均一性だと思われます。リフト糸は不足しても挿入しすぎてもダメですが、挿入層や牽引力が適切でないとその様な合併症を生じます。みるくさんの正面のお写真からも、牽引の度合い(特に口角の挙上度)の左右差が明らかに見て取れます。
リフト糸の挿入にはART(無駄がないこと)のセンスとオーダーメイドデザイン性が問われ、特段の技術を要します。術後の経過中、想定される問題や(最悪のシナリオを含む)合併症がどうなるのか、万一生じた場合には自分でどういう対処をして、医院にどうしてもらえるのか、担当医から具体的に術前シミュレーションで充分に説明がされていなければならない筈ですね。
1.担当医のデザインや予後イメージの共有不足、術式選択のミスマッチ、技能不足
2.術後アフターケアの不徹底または術後合併症発症や再処置
3.本人様側のご希望の伝達不足や術野の他疾患、美容整形歴の有無など
等が考えられます。数週間~1ヶ月様子を見て下さいとしか言われないことも多く、その間に食事やメンタルの問題が解消されないため、結局十字架を背負わされるのは御本人だけの理不尽な結果になりかねません。
みるくさんが仰る様に咀嚼しづらい場合、浅側頭筋または深側頭筋群、或いはその栄養動脈分岐にまで、吸収糸がフックされている可能性があります。食事や入浴後の血流増大時等に動脈の怒張に伴ってこめかみあたりのズキズキした痛みや開口障害等が生じ得ます。術前から説明を受けていないのでしたら、担当医の想定外=治し方が判らない という可能性もございます。
糸リフトの過剰牽引や誤挿入の治療法は、美容医療業界で確立しているわけではないため、ひどい場合「メスで切開して糸を除去しなければ治せません」と、高額請求され結局治らなかった方もいらっしゃると伺います。
経過後にも治らなかった場合や、御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さいね。当院での治療法は、メスを用いずに過剰部分だけを解除する方法を用います。
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