切開法による傷跡についてです。全切開を施術して2ヶ月弱経過したのですが、片目の目頭側に盛り上がったような傷跡があります。一見すると肥厚性瘢痕のようにも見えるのですが、瞼にできるものなのか私の体質上の問題なのか分かりません。ダウンタイム中ということもありこのまま様子を見ることも検討していますが、一度診療していただいた方が良いのでしょうか。
写真だけではお答えしづらいかとも思いますがよろしくお願い致します。
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(2022-04-08)
初めまして。医療法人美来会 Kunoクリニックの九野です。
あひるさんの写真を拝見しました。ご指摘の通り、肥厚性瘢痕と瘢痕拘縮が混在している状態だとお見受け致します。
一般的に、切開した後の瘢痕は、二重ラインが瘤(肥厚性瘢痕)になる・喰い込む・ガタガタしたラインや多重ラインになる・開閉眼障害になるなどの問題が残ることが多く、一般的に数ヶ月から1年程度で症状固定してゆきます。
切開瘢痕に対して、修正目的であっても瞼の専門医や形成外科専門医でも、大学病院でさえも、決して「再全切除」や「再全切開」はNGです。思い留まって下さい。余計に状況を悪化させるだけです。そしてあひるさんのご希望通りの自然な二重ラインにはならないと思います。
適応があれば、目立つ瘢痕の部位が目頭付近なので、Z形成皮弁術を応用させて最小限の再切除をすることがございますが、ケロイドの場合は切除してもほぼ再発します。
当院では上眼瞼の切開瘢痕に対して一切メスを用いずに、(肥厚性瘢痕を含むあらゆる)瘢痕の硬化や引き攣れを(消去に近い程)無くさせて、二重ラインの幅や形状のみならず左右差や開閉眼障害、睫毛の向きを同時に改善することに特化したオリジナルの技術で、瞼切開瘢痕の他院修正を専門にしています。ダウンタイムは1週間程度ですが、その代わりに完治まで数回の治療回数がかかることもございます。
その後に、新挙筋法という手法を組合せると開眼度がアップして、クボミにタルミを上手く収納させ、限りなく自然な瞼に近づけることも(当院の技術なら充分に)可能です。
あひるさんの様な症状の方こそ、当院では過去の症例に多くいらっしゃいます。
これらのオリジナルの手法ですので、御担当医でもどんな専門医でも恐らく治せません。宜しければ当院HPで具体的な類似症例をご確認の上、充分に御検討ください。当院には大阪梅田本院と東京麻布の分院もございますのでどうぞお気軽に当院にご相談下さいね。
九野広夫先生の二重切開法の症例 (アフター)
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