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全切開後の開けづらさ


全切開をして1ヶ月経過しました。しかし、右目の目頭側だけ術後から開けづらく、つっかえ感、重たさが感じられました。そのため正面を向いていても特に少し上に視線を向けるのが辛く、眉間がすごく疲れます。腫れかなと思ってとりあえず1ヶ月様子を見たのですが治らず、まだ3ヶ月は様子を見ようと思っていますが、原因をあげるとしたら何がありますか?

1 名のドクターが回答

九野広夫

2022-04-03

215View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2022-04-10)

初めまして。医療法人美来会 Kunoクリニックの九野です。
全切開瘢痕は二重ラインが瘤になる・喰い込む・ガタガタしたラインや多重ラインになる・開閉眼障害になるなどの問題が残ることが多く、一般的に数ヶ月から1年程度で症状固定してゆきます。術後1ヶ月ならまだ、経過後に瘢痕周囲の線維化が減少し幾許かの改善が見込めます。

然しながら、aさんのコメントメッセージから伺える瞼の諸症状から、症状固定した場合の後遺障害は専門学的見地から申し上げますと「医原的眼瞼下垂」と呼ばれるもので、全切開や眼瞼下垂手術後合併症の典型的な症状です。

切開瘢痕に対して、修正目的であっても形成外科専門医でも、大学病院でさえも、今後は決して「再切除」や「再切開」はNGです。思い留まって下さい。余計に状況を悪化させるだけです。

当院では上眼瞼の切開瘢痕に対して一切メスを用いずに、瘢痕の硬化や引き攣れを(消去に近い程)無くさせて、二重ラインの幅や形状のみならず左右差や開閉眼障害、睫毛の向きを同時に改善することに特化したオリジナルの技術で、瞼切開瘢痕の他院修正を専門にしています。ダウンタイムは1週間程度ですが、その代わりに完治まで数回の治療回数がかかることもございます。
その後に、新挙筋法という手法を組合せると開眼度がアップして、クボミにタルミを上手く収納させ、限りなく自然な瞼に近づけることも今よりも開閉眼度を改善させることも(当院の技術なら充分に)可能です。
aさんの様な症状の方こそ、当院では過去の症例に多くいらっしゃいます。これらの技術は当院オリジナルの手法ですので、御担当医でもどんな専門医でも恐らく治せません。

数ヶ月経過しても症状が改善しなければ、当院HPで具体的な類似症例をご確認の上、充分に御検討ください。当院には大阪梅田本院と東京麻布の分院もございますのでどうぞお気軽に当院にご相談下さい。


九野広夫先生の二重切開法の症例 (アフター)

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