2ヶ月ほど前に全切開をしました。
目の開きが個人的には悪いと思うのですが眼瞼下垂の施術は適用でしょうか?眼瞼下垂の施術をした際に逆さまつげの施術は同時にできるのでしょうか?そちらと目頭切開をした場合目の開きは良くなるものなのでしょうか?
病院で違うとは思うのですが、全切開後の眼瞼下垂施術は修正という形になるのでしょうか???
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(2022-05-19)
医療法人美来会 Kunoクリニックの九野です。むにさんのご希望と写真を拝見しました。むにさんの瞼が自力で瞬きできているのならば、それは決して(全切開が必要な)眼瞼下垂ではありません。当院ではそれを「仮性眼瞼下垂」と呼び、神経や筋肉が先天的または外傷等の後天的要因で発症する「真性眼瞼下垂」と厳密に区別しています。
今の日本の「眼瞼下垂」の診断から全切開を伴う術式選択に至る過程の殆どが「古い考え」か「間違っている」ために、その被害者が増加の一途を辿っています。現に、この「美容医療の口コミ広場」のページ内でも「全切開」や「眼瞼下垂」術後のお悩みや問題が後を絶っておりません。
一般的に眼瞼下垂治療手術では全切開を伴うため、二重ラインが瘤になる・喰い込む・ガタガタしたラインや多重ラインになる・開閉眼障害や過矯正・三白眼になるなどの問題が残ることが多く、通常数ヶ月から1年程度で症状固定してゆきます。修正目的であっても形成外科専門医でも、大学病院でさえも、決して全切開はNGです。余計に状況を悪化させるだけだと思います。
むにさんの場合写真から推察すると、まだ全切開術後2ヶ月前後なのでまだ最終状態ではありませんが、蒙古ヒダ周囲のツッパリや瘢痕(特に左側)の引き攣れがあるために開眼障害がある様に見えますね。
先ず、開眼度をアップさせるにはその目的に適したデザインが必要ですが、決して「三日月形デザインの切開や切除」はしないで下さい。何故なら、切除分を寄せて縫合してしまうからこそ、モウコヒダ部瘢痕の柔軟な自由度が奪われ、瘢痕が肥厚化するか、拘縮によって却って開眼障害が更に悪化する可能性が高いからです。
当院の目頭切開は、通常の紋切型Z形成皮弁術とは異なり、寄せたい内眼角間距離とご本人様の理想の二重ラインに合わせたオーダーメイドの曲線Z形成皮弁デザインを施します。一般的にこの手法は目頭のツッパリやモウコヒダの被さりを解除することができて、開眼度も大きくなります。
何れに致しましても、どの程度の形状になるかは、むにさんの瞼の状況の診察と正確なシミュレーションが必要です。写真ではシミュレーションができません。そして、実際のむにさんの瞼でシミュレーションした段階で初めて、同時に埋没法(当院では新挙筋法という手法)ができるかどうかも判断可能です。
九野広夫先生の眼瞼下垂の症例 (アフター)
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