目のキワのほくろは小さいうちに取るべき?取る方法は?
2年くらい前に上まぶたのキワに突起のようなものができ、じわじわと色が濃く、少し大きくなって現在は写真のようになっています。
美容形成外科クリニックで他のほくろ除去の相談をした際、念のためこちらも診てもらったところ、他の突起状のほくろと同じ方法(くり抜き法)で取れると言われました。
正直今のところ不便はないし、何より手術が怖いので、放置してもいいなら放置しておきたいのですが…
今よりかなり大きくなってから取るより、小さいうちに取ってしまった方がよいのでしょうか?
また、先生は慣れている様子で、眼帯もしなくて大丈夫だと思うとおっしゃっていましたが、このような場所をくり抜き法で取るのはリスクが高いのではないでしょうか?
レーザーでの除去の説明はありませんでした。
ひきつったり、周辺のまつ毛が生えなくなったり…考えると怖ろしいです。
先生に聞けばよかったのですが、ゆっくり考えて相談できる雰囲気ではなくて…
どうかアドバイスをお願いいたします!
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(2017-12-04)
はじめまして。奈良県の樹のひかり形成外科・皮ふ科の院長の山中と申します。
眼瞼縁の腫瘤ですね。多くは色素性母斑(黒子)であることが多いですが、尋常性疣贅(イボ)のこともあります。眼瞼縁という事で、私も手術的にとるのが良いと思います。
手術方法はくりぬき法と単純縫縮(全層切除後)がありますが、私個人の意見としては後者の方が好ましいと考えています。くりぬき法は、睫毛(まつ毛)の毛根を傷つける可能性がある点、縫合しないで上皮化を促す点から、毛根の欠損部位が出てしまいます。その点、単純縫縮は毛根を温存しながら愛護的にメスを入れ、丁寧に層々に縫合することでキレイに再建することが出来ます。そのため私自身は縫合するほうをお勧めしています。
レーザーについてですが、表層のみの切除だと毛根を傷つけることはありませんが、再発が無いようにしっかり焼いてしまうとくりぬき法と同様に睫毛欠損につながるため積極的にはお勧めしません。しかし手軽ですので、再発前提で手軽に済ませたい場合は選択することもあります。
小さいうちに取るべきかという事ですが、いずれ取るつもりであるようでしたら小さいうちのほうが断然良いです。大きくなると、くりぬき法やレーザーであれば睫毛の欠損の範囲が大きくなったり、単純縫縮でも縫縮の限界という問題もあるからです。
山中佑次先生のほくろ除去・あざ治療・イボ治療の症例 (アフター)
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