鼻先の皮膚が薄くなってきて移植軟骨がうっすら透けてきました。軟骨を削るか真皮脂肪で補強したいのですが、薄くなった場所でどの位生着しますか?
多少団子鼻になるのは構わないのでアップノーズにならずボリュームが欲しいです。
人工真皮を扱われている所がありますが、どちらの方が生着率がいいのでしょうか?そして、人工真皮は将来的に感染や変形等の後遺症は起きず、大丈夫で一生物なのでしょうか?
1 名のドクターが回答
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1件目の回答
(2022-04-28)
初めまして。医療法人美来会 Kunoクリニックの九野です。当院は約15年前から人工真皮を用いている老舗のクリニックの一つです。(当院が始めた頃には、日本で計5院程扱うところがあったのですが一度当院だけになり、現在では大手数院が扱っている様です)
もっとも、その大手様の扱う人口真皮の挿入法は、シリコンや異物挿入の補助としての術式採用が多いため、当院の術式とは根本から異なります。当院では同時シリコン併用は感染リスクが増大するため推奨していません。
しかし、うみさんがご不安になられている問題点に関して、術後早期(多くは7日以内)の感染リスクはあり得ます。それは、縫合創が開いて鼻腔内の細菌が挿入層にまで及んだ場合等が想定されますが、それすら数百例に1件程度の割合です。(当院では過去1例生じています。その際は抜糸までの間に緊急抜去し、後日再挿入して解決しています)しかしながら、術後数週間以降、年単位で経過しても(鼻の再手術などを受けない限り)将来的な感染は生じません。勿論、HBV/HCV/HIV/TPHAも人工真皮内にはございません。
次に、変形に関してはこれも術後7日以内なら生じることがございます。血種貯留や過剰圧迫、殴打などにより最初のころは不安定ですが、そのうち真皮側に生着してゆきます。尚、当院では万一変形した場合の修復は原則無料アフターケアで治しています。
生着率に関しては、脂肪よりも断然優位です。特に、うみさんが欲しいと言われる鼻尖部のボリュームに関しては、(内圧が高いので)脂肪は生着しづらく殆ど効果が見込めません。そして、何より人工真皮は仕上がりが自然でレントゲンにも映らず、硬化や被膜拘縮は起こしません。つまり、将来的な被膜拘縮による変形はないのです。
これらの技術は当院独自の手法ですので、宜しければ当院HPで具体的な症例をご確認の上、充分に御検討ください。また当院には東京麻布の分院もございます。
九野広夫先生のその他(鼻の整形)の症例 (アフター)
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