オステオポールを入れてしまい1週間が経ちました

Kunoクリニック 梅田院総院長

九野広夫男性

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初めまして。医療法人美来会　Kunoクリニックの九野です。あやかさんのメッセージを拝見しました。先ず、カウンセリング時にクロージングを仕掛けられましたね。「今日手術をすれば安くなる」というのは、常套句で要注意キーワードです。次に、あやかさんのお話から読み解くと、「1度もない。」「あり得ない。」という医師の論理は、たった1つの例外で脆くも崩れる「全称命題」といって、矛盾や嘘を見破るテクニックになります。

手術素材「オステオポール」に対するご不安の様ですね。御自身で判別し難い場合にはすぐに診察をされた方が宜しいと思われます。先ずは、言いにくくても手術担当医に抜去してもらうのがよろしいでしょう。一般的に術後すぐの抜去は可能ですが、緊急性が無い場合は線維化が生じやすい炎症期は避けた方が望ましいでしょう。鼻の変形や不可逆的合併症が無ければ、緊急抜去対象ではないと言われるかもしれませんが、逆にいつまで経っても体よく「様子を診ましょう」なんて言われることも想定されます。しかしそれは、大抵どの医師も「抜去する方が（挿入するよりも）面倒でやりにくいから」です。

仮に抜去をしてもらえるとしても、決してOPEN法ではしないことをお勧めします。更に抜去するだけの場合、鼻尖軟骨が既に損傷されていることも想定されます。また抜去デッドスペースができることにより変形や左右差等の問題が生じることも考えられます。オステオポール抜去後のデッドスペースや鼻尖軟骨の変形等を埋めるためには、シリコンやゴアテックス、耳介軟骨は選択されない方が宜しいでしょう。当院では6ヶ月以上経過すれば自己組織になる人工真皮で補います。

当院では他院術後の失敗や諸症状を改善することに特化した技術で全例CLOSE法にて鼻の修正を専門にしています。特に最近、オステオポールやメッシュの抜去相談が急増してきています。これらの技術は当院オリジナルの手法ですので、宜しければ当院ＨＰで具体的な類似症例をご確認の上、充分に御検討ください。また当院には東京麻布の分院もございます。

経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さいね。

九野広夫先生のその他（鼻の整形）の症例 （アフター）