最近とても疲れやすく、顔にも皺が目立ち、いやでも「年をとってきたな」ということを実感しています。
肌の若返りのためアンチエイジングの治療を試してみたいのですが、卵などの食物アレルギーがあるため異物を注入することに抵抗があります。
そこでPPPとPRPに興味を抱いています。
どちらも自分の血液から加工?抽出?したものを注入する治療ということで安全と考えて問題ないでしょうか?
また、PPPは物理的というかヒアルロン酸の代わりのようなものかと思うのですが、PRPがよくわかりません。
二つの治療の違いや効果、時間について教えていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
1 名のドクターが回答
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(2013-08-26)
こんにちは。共立美容外科・歯科の浪川(なみかわ)です。
まず非常に不躾な質問で申し訳ありませんが、PPP、PRPの違いを知ってどうなりますか?たぶん、紙面の関係上、インターネットでお調べ頂ける以上の内容をここに書き出すことは不可能です。
それよりもご自分の皮膚の状態、シワの状態をきちんと把握し、どの様に変化したいのかをお考えになる方が重要でしょう。
ただ最近では外食産業などでも、原材料やアレルギー内容を表示されている様に治療に使用する医薬、医療材料にもこだわりをお持ちになる方がいらっしゃるのも分かります。
PPP、PRPはご自身の血液の中から自己修復因子(主に血小板や各種タンパク成分など)を抽出し、劣化が著しい部位に集中投与する治療法です。
元々人間には、余程大きな怪我や質の悪い病気でもない限り医者にもかからず、薬などを使わずとも身体の不具合を調整する巧妙な仕組みが備わっています。
昨年、ノーベル賞を受賞された京大の山中先生のiPS細胞もそうですが、未来思考の治療の流れとして人間が未来持っているこの自己修復の仕組みを最大限引き出して、究極の目標としては移植臓器をも自分の末端の細胞(血液や粘膜の細胞など)から作り出そうという考え方が醸成されつつあります。
PPPやPRPの他にもセルリバイブジータ、マイクロCRFなどがこの流れに沿って美容的抗加齢医療のメニューとして最近加わってきました。
ただどちらかと言うと組織への血液循環を改善し、皮膚の保湿性やくすみを改善させ、引き締め効果をねらう治療であって大きなへこみを盛り上げるとか、弛みを引き上げるとかの効果には欠けるため、どんな状態にも万能に対応できるというものでもありません。
まず方法論から考え始めると、近視眼的視野に陥りがちになり、全体像を描きにくくなりますので患者様の場合は適当なガイドをお持ちになるのが良いかと思います。ガイドとは経験豊富な良心的な専門医の事です。
宜しければ当院の無料カウンセリングをご利用ください。専門の医師が患者様の身体的特徴やご希望から最適なアドバイスを致します。その上でご検討頂くのが良いでしょう。(治療は無理強いはしません。)
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