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全切開で内部組織を取った場合、将来眼腱下垂や視力の低下など機能障害に繋がる恐れはある?


既に全切開で組織を取られているので今更どうしようもないですが、内部組織をごっそり取られたことにより、将来眼腱下垂や視力の低下など機能障害に繋がる恐れはあるのでしょうか?

1 名のドクターが回答

加藤正也

2017-10-05

748View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2017-10-05)

 全切開法を通常の方法で行っただけでは、心配されている眼瞼下垂や視力低下が起こることはありません。
 しかしながら、全切開法の術式に則って、中の組織を減量したことがきっかけで、もともとマブタを持ち上げる眼瞼挙筋の腱膜が弱っていたものにトドメを刺してしまうことがあり、当院でも他院修正手術の上位を占めています。
 この場合は、挙筋腱膜をきちんと再固定してあげればよいので、適切な治療をすれば問題ありません。
 視力低下というか、全切開法の手術で無理に皮膚を切除したために、閉瞼不全となり、ドライアイを通りこえて角膜障害を引き起こした方が相談にいらしたことはあります。

 いずれも適正なドクターから治療を受けていれば心配ないので、しっかりアフターフォローをしてもらってください。


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