偽眼瞼下垂と思われる症状に悩んでいて,形成外科で診察を受けたところ,眼瞼下垂であるとの診断を下されました。
保険適用での挙筋腱膜前転手術と,皮膚・脂肪の切除をしましょうと伝えられ,手術日もあっという間に決まってしまいました。
確かに,強い肩こりや不眠,おでこのシワなど眼瞼下垂特有の症状はあるのですが,
瞼の皮膚が瞼に覆いかぶさっていて開きが悪いように見えるだけで,瞼自体は開いていると思うのです。
偽眼瞼下垂の人間が挙筋腱膜前転法の手術を受けて,目の機能に問題が生じることはないのでしょうか。
また,偽眼瞼下垂に対する手術で,保険適用になるケースがあるのかもお伺いしたいです。
よろしくお願いします。
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(2016-05-21)
水沢形成外科医院の李陽成と申します。
アイプチやアイテープ、あるいはメイク開始年齢の低下、アレルギー性
疾患の増加などのせいか、若い方の眼瞼下垂症は従来の先天性あるいは
コンタクトレンズ性のものだけでなくかなり増えており、多彩な臨床像
を呈するようになっている印象があります。
眼瞼下垂症の診断はご本人の主訴を初めとして、眼瞼挙筋機能やMRD-1
(上瞼縁から、概ね瞳孔中心までの距離)、あるいは胸腺腫の有無など
多角的に判断されることになりますが、明確な境界線を引くことは困難
な場合も多いです。
主治医の先生が眼瞼下垂症と診断されるには相応の根拠があり、提案
された手術を受ける場合でも、余剰皮膚切除や埋没法のみで済ませる
場合と比較して、通常の経過を辿った場合に視機能として大きな差が
生じることはまず考え難く、保険適用で治療を行われるようでしたら
むしろメリットの方が大きいかと存じます。
保険診療と自由診療とで、意図的に術式やコダワリに差をつけられる
ことがご心配のようでしたら、クリニックや執刀医の方針によっても
確かに異なりますが、通常はまずそのようなご心配は必要ありません。
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