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目の下に脂肪注入後2年経ちますがピリピリと違和感があります。


目の下のたるみ取り、脂肪注入(ナノリッチ)を2年ほど前にしました。

たまにピリッとした痛みが出たりは時々していたのですが、ここ1週間程ピリピリ、ズキズキとした感覚がしばらく続いています。
赤みや目立つしこりはありません。
痛みと言うほどではないのですが脂肪注入後数年経ってもこういったことは起こるのでしょうか?
担当医は2ヶ月先まで経過観察の予約が埋まっているとのことで観ていただくことができず不安です。

1 名のドクターが回答

九野広夫

2023-02-06

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1件の回答があります

1件目の回答

(2023-02-27)

美容整形他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。専門的見地から前回(回答)とは別の見解を申し上げます。コンデンスリッチファット方式やナノリッチ方式を含む脂肪注入(第二世代までの「再生医療」)には注入量の過不足問題と生着率問題が根源的にございます。

生着し切れずに術後早期の段階で死滅した脂肪細胞の周囲には、約1年間の寿命を迎えてもなお生成が続いてしまう「異物(死滅細胞も異物扱いです)応答反応」で生じた線維性のミニ被膜カプセルが、いまだに燻って皮下組織に存続している可能性があります。

今回のららさんの症状は、注入脂肪の壊死による時限的な周囲組織の線維化が原因として最も考えられます。但し症状発症前、その部位にHIFUやサーマクール、インディバや他のレーザー系の施術、殴打や薬品かぶれなどを受けた覚えなどはございませんでしたか?

術後2年経過してからの発症なのでトリガーとなる増悪因子として、様々な誘因や遠因も鑑別しなければならないでしょう。もしそんな心当たりが全くない様でしたら、経年変化(タルミの進行による下方牽引)や体重の増減、吹き出物等の皮膚疾患、他の疾患治療目的の服薬や(コラーゲン飲料ばかり摂取する等の)偏食などでも誘因となり得ます。

もちろん、決めつけはNGです。しかし、術後2年経過して生じた現象に対しては多くの専門医でも明確に答えられるわけではありません。医師の習性として問診であらゆる可能性を排除する必要があり、ほんとうの原因に辿り着くまでの大事なご質問です。

宜しければいつでも当院無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。診察に加えて続きのお話をお聞かせ下さいね。


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