切らないクマ取り後の目の圧迫感と肉芽について

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。経結膜脱脂の量が多すぎても少なすぎても、それから脱脂時に他の正常組織を損傷しても術後に高度な線維化や肉芽化が生じても、やがて「修正」や「治療」の必然性はでてきます。過剰摘出なら眼球の協調運動や位置にまで影響し、摘出不足なら「クマの再発」が生じます。

KIKIさんの場合は「眼球に重い感じ（圧迫感）（疲労感）」があるとのことで、原因としては（術後2週間時点でのコメントですので）血腫貯留または吸収時に一時的な周囲の線維化や嚢胞形成等が最も考えられます。その場合は、吸収を待つのが最も低リスクで無難です。

余談ですがヒアルロニダーゼは血腫溶解作用があるものの、眼球周囲や下眼瞼粘膜下に注入されてしまうと、眼球内のヒアルロン酸まで溶けて眼球の萎縮が生じてしまう恐れがございますので、絶対に避けて下さい。脂肪溶解注射（メソセラピー）も、腫脹が酷いと眼圧亢進により最悪失明のリスクがあります。

一方、上記が原因でなくKIKIさんの諸症状が軽快しない場合の治し方は、生きた細胞の肉芽組織が原因である場合にはステロイドの適量局注も有効ですが、それ以外の治療法も当院にございます。御担当医が治せなかった場合には当院無料専門外来にお越し下さい。

下記のHPを御参照下さい。アドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストして頂ければご覧になれます。

https://clinic-nine-fields.com/column/eye06/

九野広夫先生の目の下のくま治療の症例 （アフター）

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