グロースファクターとステロイド内服について
グロースファクターについてお尋ねします。
長文で申し訳ありません。
一週間程前に、目元の脱脂手術を受けました。
ヒアルロン酸を眼窩にいれ、
目の下の皺にスネコス、その下の窪みにグロースファクターを併せて注入しています。
グロースファクターのリスク説明は無く、安全なもので消えるものですから、
術後の傷の治りも早くなりますとの説明でした。
手術後にグロースファクターによる異常増殖があるのを知って不安でたまらず、
夜も眠れなかったところ、
左の顔半分、頬骨と口元と唇に痺れが感じられるようになってしまいまいした。
以前も仕事で忙しくストレスと不眠が重なった時に同じ症状プラス耳鳴りが出て
ステロイドや不眠症の薬、アデホスとメチコバールを処方され症状が治ったことがあります。
そのため、今回も耳鼻科にかかろうと思ったのですが、
目元にグロースファクターを入れたばかりで、
ステロイドを内服したら何か悪影響が出るでしょうか。
グロースファクターによる異常増殖を起こす原因になるのではと心配で、
受診が出来ずにいます。
なぜグロースファクターを入れてしまったのかと、後悔でいっぱいです。
また、グロースファクターの影響がいつ消えるのか教えていただけないでしょうか。
いつまでビクビクして生きていかないといけないのかと不安でたまりません。
自業自得ではあるのですが、どうかアドバイスをいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2024-01-17)
他院修正専門、Clinic Nine Fieldsの九野です。通常の純粋な自己血由来のPRPのみなら、御自身の血小板から抽出された(漿液=液体成分)だけなので、パンパンに膨らんだ状態が続いたり年余に亘って残る、または後に膨張することは決してありません。
通常のPRP=自己由来のグロースファクターの作用機序は、線維芽細胞や血管内皮細胞に対する一時的な活性化指令であり、それによって仮に線維芽細胞がコラーゲンを増産生成したとしても、コラーゲン寿命が約1年程度であるのに対して「体外性のグロースファクター成長因子」が混和されている場合はその様な遅発性の症状が発症します。
当院には2013年頃からその様な他院でのFGF注入後にしこりや持続膨張等の合併症を生じた修正事例が、2024年に至る今日でも後を絶っていません。その方々の共通項はPRPにフィブリンやFGF、Filler等を混ぜて注入されていたという点です。
従ってこの状態を本格的に治療したことがない医師や切開しなければ取れないという医師が殆どです。脂肪溶解注射や抗癌剤の5-FU、濃度調整・注入法を熟知していないステロイド(ケナコルト)注射は無効または悪化し、根本治療にはなりません。
私は2015年に、日本美容外科医師会ニュースにおいて初めて警告文章を発信し、同業者に対して自粛するように呼び掛けています。また、当院では10年以上前からその治療に当たっていて、新しい治療法を独自に開発し、過去全症例根治または(治療継続中の方も)良好な結果が得られています。
その様な線維化や引き攣れ、持続膨張やしこりを治すことに特化した技術で他院修正に当たっています。
https://clinic-nine-fields.com/column/shikorijokyo-all/
https://clinic-nine-fields.com/column/ibutsu-jokyo-01/
もしもはなさんの症状が治らず上記に思い当たることがございましたら、いつでも無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。
九野広夫先生の目の下のくま治療の症例 (アフター)
九野広夫先生がいるクリニック
2件目の回答
(2023-12-19)
アリエル美容クリニック 大宮院の阪野です。
ステロイド使用については問題ありません。
グロースファクターはPRPとの併用で増殖例がありますが、単体での使用では基本的に問題になることはないと考えられます。
阪野一世先生がいるクリニック
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