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目の下のクマが気になります。目の下ふくらみ取り検討中


目の下のしわ?
目のクマが気になります。

今は目の下のふくらみ取りを検討していますが
他にやった方が良いことありますか?

切らない手術を検討してます

1 名のドクターが回答

九野広夫

2022-10-13

416View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2022-11-07)

他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。先ず一般論ですが「目の下のクマ」といっても原因と程度には違いがあり、それを見極めない限りミスマッチ手術の合併症が生じることがあります。現に、最近は大手のクリニックで個別の「原因」と「適応」を考慮せずに脱脂術や脂肪注入、下眼瞼タルミ取り手術等を行った後、外反や三白眼、眼球の位置がずれる、クマが却って目立つようになった等の修復し難い後遺障害にお悩みになる方も(この美容医療の口コミ広場でも)増加傾向にありますので、注意が必要です。

目の下のタルミの進行度分類と年齢や個体差、頬骨下の脂肪吸引歴等によって、加齢現象の段階と個人差があるためです。下記のHPにstage分類を表記していますのでご参照下さい。
https://eye.k-biyou.com/kumatarumi.html
(アドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストすればご覧になれます)

えみこさんのお写真を拝見すると、下眼瞼眼窩脂肪の張り出しもありますが色味がやや暗褐色にも見えますので、脱脂のみでは全体が更に暗褐色~暗赤色になり所謂「クマ」が治り切らない可能性が高いと思われます。

ハムラ法・裏ハムラ法は共に剥離範囲が広いため腫れや内出血(血腫)、結膜下出血や結膜浮腫等のリスクが元々比較的高い術式です。ハムラ法や裏ハムラ法は、相対的に合併症発症や再発リスクが高いため当院では2007年頃から既にNG手術に指定しています。一般的に、形成外科専門医による術式や成書に掲載される従来法では、その技術しかなかった時代に多くの医師の間で受け入れられてきた手法ですが、現在はもっと進んだ方法がございます。

一方で経結膜脱脂術において脱脂量が多すぎても少なすぎても、やがて「再手術」の必然性はでてきます。過剰摘出なら眼球の協調運動や位置にまで影響し、摘出不足なら「クマの再発」が生じます。

当院では経結膜脱脂した脂肪を利用して再注入(再配置)する手術や脂肪幹細胞を薄い下眼瞼の皮下に裏コーティングして色味をマスキングする技術等を独自に開発し、2007年より約15年の実績がございます。御参考になさって下さい。

https://clinic-nine-fields.com/column/rejuvenation02/


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