2日前に切らない小鼻縮小と鼻尖形成(クローズ法)をしました。
どちらも効果自体は感じていますが、不安な点が2点あります。
・明らか人中が長くなったこと(小鼻縮小での拘縮?鼻尖形成で鼻尖が上を向いたからか?)
・笑っても前歯が見えない+鼻横がつっぱる(局所麻酔を追加で多量に使用したせいなのか、小鼻縮小でキツめに結んだからか?)
これはダウンタイムを経て改善するものなのでしょうか?
切らない小鼻縮小は後戻りしやすいとのことで、後戻りする=人中も元の長さに戻るのでしょうか?人中が前よりも長くなったことが不安で仕方ありません。
ダウンタイム2日目なのでダウンタイムのせいなのか、鼻はあまり腫れないとよく聞くので、もう人中の長さは元に戻らないのか不安です。
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(2022-05-25)
医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。朱莉さんの術前後のお写真を拝見しました。お写真からだけでは確定的なことは申し上げ難いのですが、専門的見解を申し上げますと、術前と比較して朱莉さんの「人中が長くなってしまった」ことの原因については下記の可能性があると思われます。
1.術後2日目なので局所麻酔の影響が多少残っている
2.「小鼻縮小でキツめに結んだ(クローズ法)」とあり、やはりその影響
3.恐らくフレックスノーズやNcog糸挿入等の手法で過度にアップノーズになっているため
(これ自体が原因ではないものの)目立つ要因になっている
上記の中で最も注目すべきは原因が2であった場合です。当院では2007年に開業して以来、如何に外側に傷をつけずに鼻尖や人中を含む鼻周囲の手術ができるかを、独自に技術開発して参りました。とりわけ「小鼻縮小」に関しても「(完全CLOSE法による)笑顔でも横に広がらない小鼻縮小術」という新技法をHP上で発表しています。
しかし朱莉さんの手術は当院では行ってはいないため(当院から他の医師に技法を指導したことも無く)、ご担当の先生が独自に開発された(当院とは全く異なる)技法でされているのか、或いは当院発表後に(想像力で)模倣されたのかのどちらかの手術であると仮定して、それぞれの原因と治らなかった場合の治療法について専門学的な見解を申し上げます。
前者である場合、鼻背にもフレックスノーズの技法かNcog糸挿入をされている経緯から考えると、両鼻翼間を結ぶ基底にも同様の糸を挿入されている可能性が高いと思われます。もしそうなら、本来は術前からきちんとシミュレーションをすることと、想定されるリスクや予後形状についても、担当医が充分に説明し朱莉さんの同意を得ていなければならなかった筈です。
この手法によって生じた問題の修正法は、挿入済のフェザー系の糸なら微調整で緩めることが他院では難しいと思われるため、ブラインド切断や抜去再挿入になると思います。
方針が抜去になった場合には時間が経つほど困難になり、抜去できても上唇挙筋を含む周辺組織の挫滅が多くなり、再挿入でも調整が更に困難になるでしょう。
後者である場合であっても、用いられている技法が前者と同様の糸だとすると予後や治療法も同様ですが、万一当院と同様の技法なら比較的簡単に修正することが可能です。
九野広夫先生の小鼻縮小術の症例 (アフター)
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