膣縮小手術後の子宮がん検診

あんぬクリニック（女性専用クリニック）院長

舩津あんぬ女性

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あんぬクリニック　舩津　あんぬ　です。

　術後の創の回復について。
　術後1ヶ月で創はほぼ接着し、ある程度の外力に対しても裂けたりすることなく丈夫になってきている時期ではあります。
　そのため一般的には術部の安静期間をほぼ1ヶ月としてその間のスポーツや性行為を控えていただき、その後にそれらの再開の許可を説明されているクリニックがほとんどだと思います。
　しかしながら創はほぼ安定しているとはいえまだ創傷治癒の経過期間中ですので、最終的に安定した傷跡になるまでには圧痛牽引痛などがあるのは個人差はありますがある程度は仕方なく、日にち薬として時間の経過を待たれないといけないでしょう。

　1ヶ月で子宮がん検診された由、検査のために膣鏡使われて膣を拡げての検査だと思いますが、膣鏡は拡げると男性器よりも大きくなります、傷の部分にも広がる力が加わりますので痛かったと思います。
　ただ、述べましたように傷が大きく深部まで裂ける心配はないと思いますが（ごく表面的に擦り傷程度にピッと裂けることはあるかもしれません）、まだご本人が痛かったのはまだ当然の時期で、再手術の必要性などあまり心配されずとも良いかと思います。

　個人差がありますので6ヶ月～1年くらいは性交時にも多少痛む事があるかもしれません。　日にちで少しずつ痛みも軽減していきますので、まずは3ヶ月くらいはあまり心配されずに様子を見てください。

　お大事に。

　
一般的な術後の経過
①直後～
創の接着が始まる。

②7日前後
創表面を表皮が覆い、傷はほぼ接着する（抜糸の時期）。がまだ強い外力には弱い。

③約1ヶ月後
傷の接着が安定し、多少の外力にも抵抗できる。

④6カ月-1年後
創が軟化しほとんど正常と変わらなくなる。

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あんぬクリニック（女性専用クリニック）

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