バッカルファット後の傷跡について

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。バッカルやジョウルファットを（不適応の方に）除去すれば、様々な不可逆的後遺障害が発症します。特にバッカルファット除去の適応者とは、主に頬の内側に張り出す程、肥大したバッカルファット（食事などの際によく頬内側の粘膜を噛んでしまう方等）が適度に摘出することによって改善が見込める場合のみです。

痛みや水ぶくれがひいてくると今度は、凹凸やタルミ、左右差やシコリ形成等の諸問題が発症してくることもしばしばございます。フェイスバンドを1ヶ月継続しても、バッカルファット除去層への直接的な圧迫効果は得られ難いでしょう。圧迫対象のレイヤー（層）が異なるからです。あなぐまさんが仰る「傷跡」とは、皮膚側・頬内側の粘膜面のどちらでしょう？
粘膜面なら創傷治癒が早く塞がりやすいですが、稀に穿孔部が残ってしまうことがあります。

因みに小顔目的の脂肪吸引とバッカルやジョウルファット除去、糸リフトやHIFUの併用、ボトックス注射等、見かけの小顔形成MENUが豊富なことが、決して小顔形成での“専門”ではありません。

本来は適応を見極めなければならないところを、「何種類もすれば更に効果アップ」「別人級の小顔になるにはこれとこれが必須」と称し、一見すると聞こえのいい付加価値を積み上げている様に見えます。

しかし実は、同部位に他の併用（複合）施術をすると手術担当医でさえ予測不能な問題が却って生じ、その担当医自身でも治せないという信じられない事態になっています。

当院では各個人をオーダーメイドデザインする際に顔面を４Dで捉えていて、開業医ら約15年間、脂肪吸引や注入に特化した技術で他院修正も専門にしています。他術式を併用するのは、吸引技術が未熟であるが故の蛇足です。

当院の技術では、大抵「顔面のVASER脂肪吸引」のみで小顔形成のみならず、アンチエイジングもかねてタルミも凸凹も左右差も改善しています。尚、同じVASERを用いていたとしても、手術の結果は医師の技術力で決まります。

セカンドオピニオンをご希望される場合には、改めて当院にご相談下さい。脂肪吸引や注入、糸リフト等の顔面輪郭形成手術は当院の専門分野でございます。

九野広夫先生の輪郭・顎・エラ・額・小顔整形の症例 （アフター）

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