1年半ほど前に、ほうれい線の側にある5mm強のホクロを形成外科医に切除してもらいました。
その後、術後よりあった縫い跡上部のふくらみが消えず(ドッグイヤーというものでしょうか)、上方から光が当たると深い皺(深いほうれい線)のように見える、とても残念な状態になっています。
ふくらみの下部には、新たな皺もできつつあります。担当医は、上方からの光が当たる状態で診ていないため、「傷の直りもよく、二重丸よ。でも直すならまた切らなきゃいけない。」などと言います。正直、この医師に再度説明してふくらみ(ドッグイヤー)をなんとかしてもらうこと自体、避けたいところです。
診ていただかないとなんとも言えないとは思いますが、専門の方に適切なアドバイスをいただきたく投稿いたします。
4 名のドクターが回答
4件の回答があります
1件目の回答
(2015-09-20)
札幌スキンケアクリニック、院長の松本敏明です。ご相談にお答え致します。
手術跡の膨らみをレーザーで削る方法はあります。
この治療は、一時期赤くなる場合もあり、十分なカウンセリングを受けて頂きたいです。
症状が軽い場合は、表情筋の部位でもありますので、ビタミン導入や、クリームの使用によって、皮膚が柔らかくなり、改善する可能性もあります。
レーザーの専門医の立場では、ホクロの除去は、レーザーでの除去の方が、切除手術よりも傷跡も浅く、傷の治りも早いと考えています。
今回の場合も、二度目の切除手術は必要ないかと思います。
レーザー専門医のいる形成外科の受診をお薦めいたします。
お大事にしてください。
松本敏明先生がいるクリニック
2件目の回答
(2015-09-18)
はなえクリニック院長田牧です。
術後のドッグイヤーおよび皺ですね。
ドッグイヤーを改善する方法はあります。しかし、できてしまっている皺へは必ず改善されるかどうかは、診てみないとわかりません。
しかし、やはり形成外科専門医の先生に相談するのが良いかも知れません。
田牧聡志先生の傷跡修正の症例 (アフター)
3件目の回答
(2015-09-28)
ブリスクリニックの田尻です。
ドッグイヤーの部分のみ小さく切除して縫合(線のトータルの距離は伸びますが、平面はきれいになります)、そして、すでに線が目立つ古傷の部分にはフラクショナルCO2レーザーを行い線をぼかすとよいかもしれません。
ここからは一般論をお伝えします。
丸いものを縫合で閉鎖する場合、紡錘型に切除するのが基本ですが、どうしても元の丸いもの(ホクロ)の3倍程度の長さの線になってしまいます。もちろんこれが鼻の脇の場合はV-Y皮弁を用いたり、大きいものでしたら菱形皮弁を用いたりと、初回手術での選択肢もたくさんあります。今回もしかしたら、仕上がりの線の長さを短くしたいばかりに、紡錘型が少しショートだったのかもしれません。
前の先生は形成外科の専門医であったならば、ある程度の水準できれいに治していらっしゃると思いますが、今後修正が必要ならばお気軽にご相談ください。
田尻豊和先生の傷跡修正の症例 (アフター)
田尻豊和先生がいるクリニック
4件目の回答
(2015-10-17)
こんにちは、大西皮フ科形成外科 滋賀大津石山院の大西です。
ホクロを紡錘型に切除手術すると必ずドッグイヤーが出来ます。しかし、一旦出来てしまったドッグイヤーでも、手術又は、レーザー治療をすることで改善されます。
普通の形成外科ではなく、美容やレーザー治療を専門とされている形成外科を受診してみて下さい。
関連するほかの相談
あなたも無料で相談してみませんか?
ドクター相談室
美のお悩みを直接ドクターに相談できます!
697人のドクター陣が72,000件以上のお悩みに回答しています。
傷跡修正のほかの相談
傷跡修正に関連するクリニックを探す
検索条件
傷跡治療、ケロイド