ヒアルロン酸豊胸をしたら激痛で動けないです。
前日の夜、ヒアルロン酸豊胸をしました。
今術後1日目ですが、激痛で起き上がることもきついです。
主に胸の上部分が激しい筋肉痛のように感じ、激痛が走ります。
時々チクッと痛みもあります
1日目なのでこのようなものでしょうか?
もともとバストがなかったので無理やり皮が伸びているのもあるのでしょうか?
術後から痛かったので痛み止めをたくさんもらっています。
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(2022-05-20)
初めまして。医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。ヒアルロン酸による豊胸施術は一見手軽にできる「プチ整形」だと思われがちですが、その「痛み」や「硬さ」の中に非常に危険なサインがあることも(今後の知識として)知っておいて下さい。
1.「ヒアルロン酸」と称するものの中には、不純物が混和されているもの、万一の合併症時に溶解したくてもヒアルロニダーゼでは溶解できないもの等、除去や修正ができないものがございます。その場合、多くの医院では切開して掻把しなければ除去できないとの認識で説明されますが、そんなことをされてしまうと醜悪な瘢痕や正常組織の切除による筋力低下や坐骨神経痛等の後遺障害に苛まれ続けることになりかねません。
2.痛みの原因にも様々なことが考えられますが、あやさんの場合「1日目から激痛に耐えられず」とありますので、注入直後の通常の膨張痛ではなくて24時間以上経過しているので寧ろ「動脈塞栓による一部の組織壊死」を疑うサインと考えても矛盾がありません。「時々チクっとする痛み」が、その壊死に随伴する感覚異常、「硬く」なったのが壊死周囲の異常線維化とも読み取れますが、その後どういう変化をしてゆくのかがポイントです。
3.万一の最悪のシナリオとして、本当に壊死が進行していた場合は、更に表面の皮膚の変色(灰白色~発赤~暗褐色、黒色変化等様々)や表皮脱落・穿孔・化膿等の進行した症状を伴うことがありますので、それこそが最も危険なサインになってきます。
4.上記の経過を辿らなかった場合でも、ヒアルロン酸の注入のされ方にもよりますが、吸収が進行すると今度は皮膚や皮下組織が張りの無い異常な質感になり、ヒアルロン酸を注入され続けなければ保てない(元のバストよりも状態が悪い)形状になることもあり得ます。
以上、上記の様な経過を辿らないことを切に願うばかりですが、施術担当医はどう説明しているのか、安全な素材を用いているのか、万一の場合の対処法をどうするつもりなのか、せめて施術前に確認と確約をしておかなければならないでしょうね。
そして顔面でも(豊胸や豊尻目的で)身体でも、安易にヒアルロン酸を注入することの代償と、注入しないことの選択肢(=別の手段・方法)を探すこともこの機会に一度考えて見て下さいね。
九野広夫先生の豊胸・胸の整形の症例 (アフター)
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