糸リフトの経過について

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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美容整形他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。むーさんのご不安は御尤もですね。術後3日目なら麻酔の腫れも大方ひき、お写真からも特段血腫等の痕跡も無いことから、原因は術後（紫色の内出血痕を伴わない程度の）漿液貯留か担当医のvovリフトの挿入技術のためだと思われます。

つまり、左右で挿入層（レイヤー）が異なり、右側（写真では向かって左側）が左側に比べてより深すぎ目の層に挿入された可能性があると思われます。もしそうだとすると、ダウンタイム後でも左右差が残ってしまうか、最悪の場合時間が経つにつれ更に顕著になってくる場合も考えられます。（断定ではありません。あくまでも可能性の段階です）

もちろん、むーさんの元々の顔貌の左右差があったとしても、それすらも計算に入れたオーダーメイドデザインがなされていなければなりません。皮下組織内の糸の挿入位置と層によってはその様な左右差は、充分にあり得ることだと思われます。担当医からしてみれば「予測できなかった」と主張するかも知れませんが、リフト糸の手術では、当然の如く想定範囲内に入れておかなければならない問題の一つです。

皮下組織の厚みの最下段（表情筋群の筋膜上の層）に挿入されたPCL糸によって特に右側の皮下組織全体が摘まみ挙がった様に盛り上がっていることが確認できれば、或いは左右で摘まめる厚みが（術前と比較して）違い過ぎたとしたら、漿液貯留であることを除くと原因はやはりPCL糸が挿入されている深さの違い＝担当医の技術の問題である可能性が限りなく高くなります。

術後数週間経過しても馴染まず治らなければ、できるだけ早期に右側を一旦解除した方が良いでしょう。今からでも、無料アフターケアで治してもらえるのかを是非勇気をもって訊いてみて下さい。万一、担当医が治せなかった場合には、当院にお越し下さい。

九野広夫先生のフェイスリフト手術の症例 （アフター）

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