糸リフト2週間後にふらつき、めまい
しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト) スプリングスレッドリフト
溶ける糸リフトをして2週間経った頃から、ふとしたときや、頭を上げた時など、目を開けた時に、頭がフラーとする、めまいのような、バランス感覚が崩れることが1週間ほど続いています。
頭痛や吐き気はありません。側頭部?から6本入れましたが、まだ少し頭(挿入部)は腫れています。
糸リフトをしたことで頭か目など?どこかの神経が傷ついたのでしょうか、、糸リフトとは関係ないのでしょうか、、病院に行こうか迷い悩んでます。
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(2022-12-23)
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。原因は、勿論他の疾患との鑑別を要しますが、うみさんの今回の症状は糸リフト挿入層のミスマッチ手術でも起こり得ます。(誤診や他の疾患によるものではないとして)リフト糸は不足しても挿入しすぎてもダメですが、挿入層や位置が適切でないとその様な合併症を生じます。リフト糸の挿入にはART(無駄がないこと)のセンスとオーダーメイドデザイン性が問われ、実は特段の技術を要します。
うみさんの場合、浅側頭筋または深側頭筋群、或いはそれを司る顔面神経の栄養動脈分岐にまで、吸収糸がフックされている可能性があります。動脈のみの牽引の場合なら食事や入浴後の血流増大時等に動脈の怒張に伴ってこめかみあたりのズキズキした痛みが生じることもあります。
一方で、うみさんの(めまいの様なバランス感覚の崩れ)等の不定愁訴の原因に関しては、痛覚や感覚を司る三叉神経または瞼の動きを司る顔面神経分枝の一部に糸のフェザー部が接触している可能性があります。もしそうだとすると数週間のダウンタイム後でもいずれかまたは両方の症状が残ってしまうか、最悪の場合時間が経つにつれ更に顕著になってくることも考えられます。保険診療で診察をされる場合には確定診断にはMRI検査が有用だと思われます。
担当医や他の経験の浅い医師からしてみれば「予測できなかった」と主張するかも知れませんが、リフト糸の手術では、当然の如く想定範囲内に入れておかなければならない問題の一つでしょう。糸リフト挿入手術と今回の症状は、もちろん無関係で他の疾患も鑑別することが必要ですが、コメントからは挿入糸が原因であることが最も考えられます。
何故なら、腫れが引いた頃以降から挿入されたフェザー糸周囲にコラーゲンチューブがタイトに締まって、フック牽引が次第につよくなることも、その際に挿入糸の断端が手術直後の位置から移動してしまうことも充分にあり得るからです。
術後数週間経過しても馴染まず治らなければ、できるだけ早期に一旦解除した方が良いでしょう。その場合は、無料アフターケアで治してもらえるのかを是非勇気を出して訊いてみて下さい。万一、担当医が治せなかった場合には、当院にお越し下さい。当院での治療法は、メスを用いず過剰牽引を解除する方法を用います。
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