ミントリフト後にできた耳下のたるみについて

大塚美容形成外科 東京大塚院総院長・大塚院院長

石井秀典男性

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耳下の膨らみはタルミではなく糸リフトによる皮膚の引きつれだと思われます。ミントリフト後の引きつれは術後1か月程度で自然に改善することが多いです。また、術後2週以内でしたらマッサージによって改善する場合もあります。

石井秀典先生のしわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)の症例 （アフター）

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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美容整形他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。ミントリフトは韓国HANS biomed社のリフト糸で、私はその日本支店長と相談してミントリフト糸の開発にも関わった者です。らせん状のcogが３Dで強力に挿入レイヤーの周辺組織にかかるため、抜去するのが困難だと思われます。また、糸本体が溶けても周囲のコラーゲンチューブが残存していれば1.5年以上もその症状が継続してしまうこともございます。

本来、ミントリフト糸の特性を考えた挿入デザインをすべきだと思われますが、原因は、担当医による挿入層や部位のミスマッチ手術だと思います。リフト糸は不足しても挿入しすぎてもダメですが、挿入層も適切でないとその様な合併症を生じます。

リフト糸の挿入にはART（無駄がないこと）のセンスとオーダーメイドデザイン性が問われ、特段の技術を要します。私は2006年学術誌で、世界で最も多くのリフト糸挿入デザインパターンを3度に分けて発表していて、糸リフトによる問題点や技術に関しては全て網羅しています。

仮に担当医がどの層に挿入したのか覚えていたとしても、それをすぐに治せるかどうかは別問題でしょう。糸リフトの過剰牽引や誤挿入の治療法は、美容医療業界で確立しているわけではないため、最悪の場合「メスで切開して糸を除去しなければ治せません」と、高額請求され結局治らなかった方もいらっしゃると伺っています。

普通なら担当医が手術前から想定されるリスクについて充分に説明し、その様な合併症発症時には自らアフターケア＝フィードバック（反省）して治すべきで、その延長線上にしかその医師の成長もないでしょうね。

リフト糸が切れる・食込んで緩む・外れる等して自然軽快してくることもありますが、一定の時間経過後にも治らなかった過剰牽引の治し方は医師によって見解は様々です。当院ではメスを用いずに、他院修正として治す方法と実績が多数ございますよ。

九野広夫先生のしわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)の症例 （アフター）

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