左右で太さが違う

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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VASERダブルライセンスホルダー他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。りんごさんの情報が少なすぎて難問ですね。ダウンタイム中だと思われますのでまだ一喜一憂できませんが、問題はその左右差の原因でしょう。

一般的に術後3週間目なら、大抵の浮腫がひいて内出血跡も薄くなり、今度は逆に線維化過形成が最大になってくる頃だと思われます。りんごさんの「張ってくる感じ」もその線維化による癒着や組織増大の過程で生じ得ることですので判断は時期尚早ではありますが、今後は月単位で手術によって生じた分の過形成線維化は減少してゆくと思われます。

それでも太ももサイズに明らかな左右差が残った場合の原因として考えられるものは、仮にVASERシステムを用いていたとしても

●吸引量が単に少なかったか細やかなデザインがなされていなかった、或いは担当医の手術時間に余裕がなかったor左右で別の医師が手術を担当していた（実際に他院でよくある話です）
●担当医がVASER認定医でないか、認定医であっても脂肪吸引経験が浅くて未熟なのか、超音波モードを不適切に使用していたかor（凸凹、タルミ悪化等の）合併症を防ぐ目的で、控えめ吸引をモットーにしていた
●りんごさんの大腿に何らかの病変部があり、特定部位の吸引を避けなければならなかったor元々皮下の線維性組織率や筋肉量に左右差があるか脂肪が少なかった

等が挙げられます。然しながら仮に3番目の理由であったとしても当院なら術前相談で打合せや説明、実際の診察とシミュレーションを徹底して事前に予測吸引量と、類似症例を提示して予後予想を申し上げています。

ご指摘の通り担当医の脂肪吸引技術レベルによって生じる左右差なら、全く忌々しき問題ですね。下記HPには、りんごさんと同様の症状の方が多数いらっしゃいます。経過後にも治らなかった場合には当院にご相談下さい。

https://clinic-nine-fields.com/column/category/body/limb-hip/

九野広夫先生のベイザー脂肪吸引の症例 （アフター）

九野広夫先生がいるクリニック

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