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美容医療コラム

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ほくろ除去・あざ治療・イボ治療のコラム一覧

ホクロや老人性イボのお悩み

ほくろ除去・あざ治療・イボ治療

チャームポイントともいわれるホクロ。顔の印象を左右するパーツでもあると言えます。ホクロ占いなどもあり、ホクロの大きさや位置で運勢が変わるとも言われています。 ホクロを除去したいとご相談に来院される方は多く「目立ちすぎる、野暮ったい、数が多くて気になる」といったお悩みがあるようです。 ホクロと同様、お顔の悩みで多いのは「シミ」です。プックリしたイボようになってしまうシミは、老人性イボ、脂漏性角化症(シロウセイカクカショウ)、老人性疣贅(ロウジンセイユウゼイ)と呼ばれます。これは、加齢によってお肌の代謝が衰えることで、排除しきれないメラニンがシミとなって皮膚に残ってしまうことが原因です。高齢者だけでなく、紫外線を多く浴びている方は20代後半から症状が現れる方もいらっしゃいます。 ホクロも老人性イボも、簡単な方法で除去できます。水分に反応するCO2(炭酸ガス)レーザーを照射し蒸散させていく方法です。1つ除去するのに施術時間は数分ですし、通院の必要もありません。局所麻酔(もしくは麻酔テープ等を使用)で施術するので痛みはほとんど感じません。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2017/03/18

大き目のホクロの取り方

ほくろ除去・あざ治療・イボ治療

ある程度大きいホクロの場合、クリニックによっては切除を勧められることがあると思います。 ですが最大でφ1cm程度まででしたら(場所などにもよりますが)、CO2レーザーでの除去を第一に行ってみるとよいでしょう。治療直後、初めは大きい穴に感じますが、その傷跡は数か月かけて徐々に収縮するはずで、元々のφ1cmよりも小さく治ってくれるはずです。まずそれで様子を見てもよいでしょう。 その傷跡がきになるようでしたら、そこから初めて母斑切除を考える。そのような手順で考えられるといかがでしょうか。 ちなみに、一度で手術で取るならば、よくある紡錘型の切除の場合、ホクロの直径の2~3倍の長さの長い縫いあとができるはずです。頬に一直線の長い線ができるのはつらいものですし、大きなものでしたら一方向に縫い寄せる紡錘型の切除では、その上下の皮膚にツッパリを感じることもあるでしょう。 ですから、形成外科医ならば、大きいものは皮弁というやり方を適応しながら、一定方向にツッパリが偏らないようにします。 主治医の先生の見立てで、紡錘型の切除を勧められた場合、その先生が形成外科医でない先生ならば、一度形成外科にご相談されるとよいでしょう。 いろいろな方法を提案してもらえると思います。

解説 ブリスクリニック

公開日:1970/01/01

【ほくろ】手の甲のほくろとケロイド

ほくろ除去・あざ治療・イボ治療

ホクロの切除は、昔ほとんど切ってとる方法しかなく、キズ跡の問題や日常生活の制限などもあり、治療を受けられる患者さんにも負担の大きいものでした。最近では、レーザーが開発されホクロを切って取ることはだんだん減ってきています。レーザーのおかげで、以前に比べると比較的簡単にホクロ切除できるようになってきております。 レーザーによるホクロ除去は、切る手術に比べキズ跡も小さくてすみます。 しかし、レーザーも万能ではありません。手の甲(手背)、足の甲(足背)、胸、肩、背中(背部)、二の腕(上腕)、手足は、レーザーでホクロを取った部分が赤く膨れやすい傾向があります。その状態を肥厚性瘢痕やケロイドと呼びます。 特に 、手の甲は隠せない部分ですので、赤く膨れると目立ちやすいです。膨れた場合の治療として、キズ跡を目立たなくする注射はありますが、劇的な効果ではないので、安易に手の甲のホクロを取らないほうが安全です。とくに、1-2mmのホクロを取る場合は、削った部分が最小限でも5mm程のキズ跡となりますので、かえって目立ってしまいます。 技術が進歩して、治療法も進歩していますが、それを使う人の認識や判断が間違っていると、逆効果な結果になってしまうので、注意が必要です。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

【ホクロ】脂腺母斑と基底細胞癌

ほくろ除去・あざ治療・イボ治療

脂腺母斑は、生まれつきまたは子供の頃から、髪の毛の中や顔にできる、黄色みをおびた母斑(あざ)の一種です。多くは、小指頭大で、皮膚の色より少し黄色がかった色調で、触るとざらつきがあり、周囲から少し平らに低い丘のように隆起しています。 子供の頃は、周りの皮膚に近い色で隆起も低く、凸凹感も少ないですが、思春期頃になると、脂腺の発達とともに、脂腺母斑も隆起する傾向があります。表面のざらつき感も強くなり、色も茶色が濃くなってきます。頭髪内の脂腺母斑はその部分だけ毛が生えないのでハゲになります。 わざわざ、脂腺母斑のことを取り上げるのには理由があります。脂腺母斑から腫瘍が発生することがあるからです。その中にまれですが、悪性の基底細胞癌が発生することがあります。 脂腺母斑から腫瘍が発生する確率が20%ほどで、さらに基底細胞癌が発生する確率が0.1%ほどと言われています。ですから、むかし、わたし達が研修医の頃は、脂腺母斑を見つけたら切って取るように勧めなさいと教えられました。 しかし、悪性化する可能性が0.1%程度と低いことと、この基底細胞癌は比較的オトナシい癌で、癌ではないと言われる先生がおられるくらい悪性度が低く、最近では見つけたら即手術と言うことはなくなっています。 それでも、成長とともに大きくなりますので、大きくなれば切って取った後のキズ跡も大きくなるので、ある時期に切って取る方が無難かと思います。 ひとつの目安は思春期前ですので、5-6才で手術を行う場合は、少し大きな病院で入院して全身麻酔での手術となります。また、小さなものであれば、思春期まで待って局所麻酔注射が我慢できる年頃に、通院で外来で取ることも可能です。 むかしは、基底細胞癌のリスクを考え、必ずすぐに手術を考えられていた脂腺母斑も、今は状況をみながら患者さんのQuality of life を考慮し、適切な治療を行う時代になってきています。

解説 つかはらクリニック

公開日:1970/01/01

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